【硬式野球】タイブレークに持ち込むも勝ち切れず、2敗目を喫す

硬式野球

東都大学野球 秋季2部リーグ 対拓大 第1回戦 11月4日 於・等々力球場
◆結果◆
拓 大01000002012|6
青学大10100001010|4
◆出場選手◆
1 二 山田拓也 東海大相模
2 中 永山裕真 報徳学園
3 遊 泉口友汰 大阪桐蔭
4 右 井上大成 日大三
5 指 中野波来 大阪桐蔭→打 山中稜真 木更津総合
6 左 中島大輔 龍谷大平安
7 一 片山昂星 東海大菅生
8 三 冨樫智也 関東一→打 大角健人 成立学園→ 三 西川藍畝 龍谷大平安→ 打 鈴木蓮夢 常葉大菊川
9 捕 佐藤英雄 日大三→ 打 橘辰徳 帯広柏葉
P 松井大輔 県岐阜商業→ 北村智紀 龍谷大平安→森圭名 富山第一


前節の国士大との2連戦では1勝1敗で終え、2部優勝へのマジックが1のままで迎えた今節。この試合では一進一退の攻防が繰り広げられ延長タイブレークまでもつれ込むも、拓大の地力に敵わず敗戦。マジック1は点灯のまま、悔しい2敗目を喫した。

打線は初回から先頭の1番山田のヒット、2番永山送りバントでチャンスを広げると、パスボールと四球で1,3塁のチャンスをから4番井上がセンターへの犠飛を放ち先制に成功する。

犠牲フライを放った井上

青学大の先発は松井。今リーグは5試合目の登板。松井は初回を三者凡退で抑える。しかし2回表、拓大の先頭の4番北川にヒットを許すとその後もパスボールとバントヒットで1死1,3塁のピンチを招き、6番藤井にセンターへの犠牲フライを浴び同点に追いつかれる。

5試合目の先発の松井

青学打線は2回を無得点に終わるが、3回裏の攻撃、2死から2番永山の三塁打、さらに3番泉口の二塁打で勝ち越しに成功する。

2死から二塁打を放った泉口

松井は3、4、5回を無失点に抑えるが少しずつ制球に苦しさが見え始める。そして迎えた試合後半の6回表の守備。2つの四球で1死1,2塁のピンチを招いたところで青学大は投手を北村へと交代した。北村は6、7回を無失点に抑えた。しかし、8回に振り逃げと内野安打、さらに送りバントで1死2,3塁のピンチを招くと4番北川にタイムリーを許す。その後青学大は投手を森へとスイッチするが、5番大北にもタイムリーを浴び逆転を許す。

この日の北村。6,7回は無失点に抑えた

その裏の攻撃、1死から5番に代打で出場の山中がレフトへのヒットで出塁すると、パスボールも絡み2死2塁から7番片山のレフトへのタイムリーで再び同点に追いつく。

低めのボールをうまく運んだ片山

9回は両チームとも無得点に終わり、試合は10回延長戦へ。タイブレークで無死1、2塁から試合がスタートした。10回の表の守備では送りバントで1死2、3塁のピンチから犠牲フライを浴びこの回を1失点で切り抜ける。

タイブレークでマウンドに立ち続けた森

その裏の攻撃、3番泉口の送りバント、4番井上が申告敬遠で出塁し、無死満塁のチャンスをつくると5番山中のセンターへのタイムリーで同点に追いつく。しかし、後続が倒れ4ー4のまま延長11回に突入する。

この試合でも役割を果たした山中

11回表、同じくタイブレークの無死1,2塁から拓大の5番大北に左中間へのタイムリーを浴びて痛い2失点。その裏の攻撃で青学大は代打攻勢を仕掛けるも3人で攻撃終了。延長までもつれ込んだ白熱した試合も最後は力及ばず今季2敗目を喫した。

いよいよ最終戦。なんとして負けられない戦いになる。

この試合の後の日大対専大は日大が勝利。よって青学大のマジックは1のままだ。この「あと1勝」は青学大にとって、非常に険しい壁となっている。この壁を乗り越え悲願の2部優勝を果たすことが出来るか。いよいよ最終戦、チーム全員で1勝をもぎ取ることに期待したい。(記事・写真=石岡亮・後藤圭登)

 

 

 

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