関東学生ハンドボール連盟2024春季リーグ 4月14日 於・開智望小中学校体育館
◆結果◆
青学大 42ー27 東理大
前半 20ー11
後半 22ー16
◆メンバー◆
1.齋藤慧遵
2.赤羽洸星 6得点
3.内山涼太 8得点
4.石山駿斗
5.能勢大生 2得点
6.榊原英志 5得点
7.柴田朗英 4得点
8.山川翔太 4得点
9.小山尚人
10.丸吉瑛太
11.山田俊輔 1得点
13.森川雅美智 11得点
14.井ノ口裕貴
15.川上颯一朗
16.今中創太
20.勝村海生 1得点
ついに開幕した関東学生ハンドボール連盟の春季リーグ。昨年、秋季リーグで優勝し入れ替え戦に臨んだが、接戦の末に敗れた。主将でエースであった坂が卒業し、新体制となった青学大は1部昇格を目標にリーグ戦に挑む。開幕戦の相手は昨年の秋季リーグで優勝し、入れ替え戦で勝利を掴み3部から2部に昇格した東理大。開幕戦勝利して勢いにのりたい青学大にとって負けられない1戦だ。
前半の序盤はお互い一歩も譲らない試合展開となった。青学大が1点決めたら東理大が1点返すという時間帯が続く。相手GKの好セーブもあり、青学大のシュートが簡単には入らない。試合が動いたのは前半10分過ぎ。青学大のディフェンスが噛み合い、相手のミスを誘発する。またGKの齋藤の好セーブにより東理大に得点を与えないまま連続で10得点決めて大きく点差を開く。その後も青学大の攻撃は猛威を振るい、9点リードで前半を終える。
迎えた後半。青学大はハーフタイムで切り替えてきた東理大の攻撃に苦しむ。流れを完全に東理大に持っていかれている時間帯が続く中、森川の得点を皮切りに青学大が連続で4得点決め悪い流れを断ち切った。後半の中盤に差し掛かると一進一退の熾烈な攻防戦が繰り広げられる。青学大の攻撃時にパスが通らず、東理大にボールをスティールされる場面もあった。終盤になっていくにつれて青学大が攻守ともにペースを取り戻し点差を広げ15点差で勝利を収めた。
新体制となって迎えた開幕戦は青学大にとって難しい時間帯もあったが、試合中に選手・監督が声を掛け合い改善点を修正し青学大のペースに持っていくことができ、大事な開幕戦を勝利することができた。リーグ戦は1か月以上続くため、コンディションを落とさず1戦1戦勝利を積み重ねていくことが重要である。昨季に続き、今期も2部で優勝し入れ替え戦出場を目指す青学大ハンドボール部に注目だ。
(記事=藤本紘輝、写真=藤本紘輝・山城瑛亮)
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