関東学生ハンドボール連盟2025春季リーグ 4月19日 於・法政大学多摩キャンパス
♦結果♦
青学大37ー31駿河台大学
前半 19ー14
後半 18ー14
♦メンバー♦
1. 齋藤慧遵
2. 勝村海生 4得点
3.山田俊輔
6.北島健 2得点
8.平野諭
9.小山尚人
10.丸吉瑛太 2得点
12.今村航大
13.森川雅美智 15得点
15.川上颯一朗
16.今中創太
17.マレルライアン
18.長谷部陽太 4得点
19.山田晃綺 5得点
20.平良響 2得点
2024秋季リーグでは入れ替え戦への切符は掴んだものの、勝ち切ることができず2部残留という悔しい結果に。今回こそ1部昇格を目指す青学大。今シーズンの勢いをつけられるかが決まる大事な初戦。相手は気迫溢れる応援を力に変えて戦う駿河台大学。不利な状況で戦いに挑む。

主将として活躍した森川
前半。序盤は一進一退、両チームの攻撃も得点に繋がりなかなか点数差がつかない状況に。なんとか打開したいところだが、丸山瑛太(法3)が反則により退場し青学大は一気にピンチに陥る。しかし新主将の森川雅美智(マ4)が高さのある攻撃で得点を決めチームに勢いを呼ぶ。森川の攻撃を皮切りに勝村海生(営2)、丸山も得点を勝ち取り5点差をつけ、相手にタイムアウトを取らせることに成功する。タイムアウト明けも勢いを維持し、2点リードで前半を終える。

パワフルなプレーを見せた丸吉
このまま逃げ切りたい後半戦。序盤は相手に点差をつけさせることなく順調にゴールを決める。しかし相手も黙っていない。連続得点を重ね後半9分にはなんと同点にまで追い上げてきた。相手に流れが取られそうになったが、ここで期待の新星・山田晃綺(営1)が光る。負けていられないと言わんばかりの怒涛の得点でチームを活気づけ、後半だけでも6得点という頼もしい活躍を見せた。引っ張られるかのようにチームは勢いを盛り返し6点差をつけ勝利した。

チーム内2位の得点を決めた山田

新体制の行く末に期待が高まる
チームを支えていた上級生が抜け、新入生も加わり様々な変化を受けた青学大ハンドボール部。しかし新体制かつアウェイな空気感の中でも白星を勝ち取ったことは自信に繋がるだろう。目標達成のために戦い続ける青学大の今後に期待が高まる。
(記事=中村杏美 写真=久保颯一朗、中村杏美)
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