【男子バスケットボール】主導権を握られ上武大に惜敗

男子バスケットボール

第100回関東大学バスケットボールリーグ戦(2部) 対上武大 9月22日於東洋大総合スポーツセンター

 

◆結果◆

青学大●63-76〇上武大

1Q 17-13

2Q 17-24

3Q 9-13

4Q 20-26

 

◆スターティングメンバー◆

#2 漆山蓮

#7 進翔太

#23 加藤大智

#12 広瀬洸生

#77 芦田真人

 

オータムリーグ第9戦は上武大との試合となった。第1Qは#7進(法4)のリバウンドやチーム一丸となって獲得した得点などで順調にスタートするが、続く第2Qで上武大に主導権を握られ逆転を許す。巻き返しを図る青学大だったが、後半も上武大の攻撃を止めきれず上武大に敗れた。

 

第1Qは青学大ボールからスタート。#2漆山(総4)が#7進へのアシストパスで先制点を獲得すると、その後再び#2漆山が#23加藤(コ3)へアシストパスを出し青学大が連続得点。#23加藤のブロックや#77芦田(国経2)の3ポイントシュートで一気に差をつける。その後も#2漆山や#3新井(総3)がシュートを決め、#7進がリバウンドを取り、順調に試合を進め17-13の4点リードで第2Qへ。

2つのアシストパスで味方の得点を演出した#2漆山

 

第2Qは上武大ボールからスタート。上武大に連続でシュートを決められ開始1分30秒で逆転されるも#77芦田の2ポイントシュートなどで食らいつく。そこから#9上野山(法2)の粘りのディフェンスや#12広瀬洸(総2)、#0広瀬翔(コ4)の3ポイントシュートなど熾烈な攻防が続き接戦となる。両者一歩も譲らないまま34-37の3点ビハインドで前半を終える。

様々な角度からシュートを決める#77芦田

 

第3Qは青学大ボールからスタートも両チーム一歩も引かないディフェンスで開始3分以上ともに点数が入らない状態が続く。そんな中、開始3分30秒で#23加藤が2ポイントシュートを決め先制。その後#21ウォーレン(国経3)の2ポイントシュートや#1細川(国経4)のフリースロー、#3新井の3ポイントシュートで得点を重ねるが上武大の攻撃を防ぎきれず43-50の7点ビハインドで最終第4Qへ。

オフェンスリバウンドから得点を決める#21ウォーレン

 

第4Qは上武大ボールからスタート。上武大に3ポイントシュートを連続で決められるも#35オドゲレル(物3)と#7進が3ポイントシュートを決め返す。しかし上武大の留学生に何度もリバウンドを取られ攻撃のチャンスを与えてしまい、なかなか点差が縮まらない。開始4分でのタイムアウト明け#23加藤を中心に得点を重ね上武大を猛追する。また、ディフェンスでも積極的にボールに食らいつきスティールを狙う。しかし上武大との差は埋まらず63-76で試合終了のブザーが鳴り響いた。

リバウンドを中心としたゴール下のプレーで存在感を示した#7進

3ポイントシュートで取られた点数を取り戻す#35オドゲレル

 

試合後、#23加藤は「第2Qや第3Qの苦しい時間に留学生を中心に上武大にリバウンドを取られてしまったし、チームとして気持ちの切り替えができていなかった」と今試合を振り返った。個人としても「3Qの途中まで得点やリバウンドにあまり絡めず、リバウンドもボックスアウトが足りず留学生に取られてしまった」と悔しさを滲ませた。今後について、「(オフェンスでは)決めるべきところは決めきり、(ディフェンスでは)リバウンドを取られないように意識していきたい」と語った。また、残り2試合となる1巡目の試合について「負けたことから気持ちを切り替えて良い状態で試合に挑みたい」と意気込んだ。

 

前半は良い流れで試合を運べていたが途中からペースが崩れ、敗れてしまった今試合。現在は5勝4敗で2部暫定4位。上位3チームと戦績を比較すると今後の試合は1つも落とせないと言っても過言ではない。まずは#23加藤が話していたように今日の試合から気持ちを切り替え1巡目の残り2試合に挑んでほしい。

 

(記事・写真=二瓶優輝)

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