2024年秋季関東大学女子1部バレーボールリーグ戦 対嘉悦大戦 9月21日 於・青山学院大学相模原キャンパス
♦結果♦
〇青学大3－1嘉悦大●
第1セット 25－18
第2セット 25－22
第3セット 26－28
第4セット 25－22
♦メンバー♦
１ 谷島花虹
２ 小原凜乃
３ 鉾久香凜
４ 渡邉百花
５ エドックポロかれん
６ 奥山日香里
７ 高橋美鈴
８ 井上美虹
９ 鷲谷夏希
10 藤森こころ
11 岸川蘭
13 佐村真唯
14 永井楓
15 木原未稀
16 平ヴィヴィアンチディンマ
17 中田愛那
18 木下結稀
19 扇谷葵衣
20 松本澪奈
21 伊藤鈴夏
22 西澤希愛
23 土橋由里子
24 河本菜々子
25 平根彩雪
26 斎藤未来
9月21日青山学院大学相模原キャンパスにて、嘉悦大との秋季リーグ5戦目が行われた。秋季リーグの折り返し地点ともなるこの試合を勝ち取りたい青学大。1セットを取られるも2セットを先取した勢いをそのままに青学大が見事3－1で勝利した。
♦試合状況♦
1セット目。相手のサーブに崩されながらも土橋由里子（法1）がスパイクを決め青学に勢いを持たせる。後半では高橋美鈴（総4）が4年生としての意地を見せた。20点目、ライトからの速い攻撃でスパイクを決め、21点目、相手の攻撃をブロック。連続得点で青学大へ良い流れを持っていく。最後は佐村真唯（史3）が相手ブロックを利用し25点目を勝ち取った。
ハイタッチをする高橋と土橋
2セット目。序盤は相手に連続得点を許す厳しい状況が続いたが、青学大の持ち味である粘り強さでなんとか拾い、4連続得点に繋げた。中盤では守備の要であるリベロ、伊藤鈴夏（教3）が魅せた。ブロックフォロー、強力なストレートスパイクを綺麗に上げ味方の攻撃に繋げた。2セット目は高橋のサービスエースで幕を閉じた。
トスをあげる伊藤
3セット目。なかなか連続得点できず流れに乗れない。佐村のセンターからの攻撃など、珍しい攻撃を混ぜるも得点には繋がらず厳しい状況が続く。相手も粘りを見せデュースへ。26点目、エドックポロかれんと高橋の守備が光る。コート外に大きくとんだボールを二人が滑り込みなんとか繋ぐと、谷島花虹（営4）が二人の思いに応えるような力強いスパイクを決めセットポイントを握る。しかし、その後相手に3連続得点を許してしまい第4セットへもつれ込む。
高さを生かした攻撃をする谷島
勝利まであと1セット。エドックポロが相手ブロックを弾く力強いスパイクを放ちチームを20点台に乗せる。しかし相手も落とせない1セット。粘りを見せ、長いラリーが何度も続く。終盤河本菜々子（史1）のツーアタックや佐村のバックアタックなど多彩な攻撃を用い相手を翻弄し、25点目は谷島がネット際のボールを押し込みセットカウント3－1で青学大が勝利した。
多彩な攻撃を展開する河本
1年生ながらチームの司令塔を務めた河本は自身の強みについて、「ツーアタックやネットに近いボールでもスパイカーの元へ持っていけることが強みだと思う」と答えた。
高橋に今回の試合の結果に繋がった要因について聞くと、「青学大が掲げる『泥臭く相手を翻弄するバレー』の『泥臭く』を表現しているレシーブ面で細かいボールが落ちなかったり、相手が決まったと思ったボールを拾えていたことが勝利に繋がったと思う」と答えた。
9月21日現在、青学大は5戦4勝と良いスタートを切っている。秋季リーグ後半戦にも期待したい。
（記事＝中村杏美 撮影＝家永萌愛、中田葵）
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