第101回関東大学バスケットボールリーグ戦 対大東大 9月27日於国立代々木競技場第二体育館
◆結果◆
青学大○85-76●大東大
1Q 17-19
2Q 13-20
3Q 29-17
4Q 26-20
◆スターティングメンバー◆
#9 上野山波空
#12 広瀬洸生
#17 北條彪之介
#23 加藤大智
#35 オドゲレル・トルガ
オータムリーグ第10節の相手は5月のスプリングトーナメントで激戦を繰り広げた大東大。青学大は前半、大東大に流れを掴まれるが後半に仕切り直し逆転に成功し無事にオータムリーグ3連勝を果たした。
第1Qは大東大ボールからスタート。大東大に先制点を取られるが#35オドゲレル(数4)が3ポイントシュートを決め遅れをとらない。第1Qは互いにロースコアの立ち上がりとなるが青学大は#12広瀬(総3)や#9上野山(法3)が積極的にゴールに向かい得点に繋げる。しかし第1Q終盤、大東大にシュートを決められ17-19の2点ビハインドで第2Qへ。

持ち前の明るさでチームを盛り上げた#9上野山
第2Qは青学大ボールからスタート。#12広瀬が3ポイントシュートを決め青学大が先制点を奪取。続いて#3新井(総4)もシュートを沈め流れを握ろうとするが大東大がタイムアウトを取り青学大の流れをとめる。タイムアウト明け、シュートが決まらず青学大の得点が動かなくなる。ディフェンスやリバウンドなどシュート以外のプレーで補うが得点が入らないことが影響し、点差が広がり30-39の9点ビハインドで前半を終える。

チームメイトのファインプレーを労う
第3Qは大東大ボールからスタート。大東大に先制点を決められるが#17北條(コ2)が3ポイントシュートを決め点差を広げさせない。その後#77芦田(国経3)、#21ウォーレン(国経4)の連続シュートで青学大が一気に流れを手繰り寄せる。タイムアウト明けも青学大の勢いは止まらず第3Q残り3分、#3新井のフリースローで同点に。互いに1点を追いかける展開となるが青学大が優位にたち59-56の3点リードで最終第4Qへ。

同点打となったフリースローを決める#3新井
第4Qは青学大ボールからスタート。#86中武(総1)がゴール下で奮闘し青学大が先制点を取る。第3Qの勢い止まらず#77芦田、#9上野山、#17北條が立て続けに3ポイントシュートを決め一気に点差を広げる。2度のタイムアウト明けも崩れることなく着実にシュートを重ね85-76でスプリングトーナメントに続き大東大に勝利した。

得意の3ポイントシュートでチームに勢いをつけた#77芦田
試合後、#77芦田は「試合の入りを大東大に合わせてしまい良いスタートを切れなかったが前半終了後のインターバルでチームで話し合い、しっかり切り替えられたので良かった。個人としてもオータムリーグが始まり中々決められていなかった3ポイントシュートを決められたので一安心した。」と試合を振り返った。1巡目最後となる明日の東海大戦に向け「今がリーグ5勝5敗なので東海大に勝って1巡目を勝ち越しで終えたいし、スプリングトーナメントのリベンジを果たしたい。」と意気込んだ。
バイウィーク明けの1戦目。前半はロースコアの立ち上がりとなり大東大にリードを許すが第3Qの#12広瀬のコーナーからの3ポイントシュートで一気に流れをつかんだ青学大が最後まで逃げ切りオータムリーグ5勝目をあげた。早くも明日が1巡目最後の試合となる。今の勢いのまま東海大戦に挑み1巡目を勝利で締めてほしい。
(記事・写真=二瓶優輝)
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