【硬式野球】8得点と打線が爆発!日大戦初戦を勝利で飾る

硬式野球

東都大学野球 秋季1部リーグ 対日本大 第1回戦 9月25日 於・明治神宮野球場

◆結果◆
青学大 403 010 000|8
日本大 100 000 010|2

◆出場選手◆
1 三 佐々木泰 県岐阜商
2 左 南野倫平 龍谷大平安
3 一 小田康一郎 中京
4 中 西川史礁 龍谷大平安 → 山本英錬 今治西
5 指 松本龍哉 盛岡大附
6 右 中田達也 星稜
7 捕 渡部海 智辯和歌山
8 遊 山口翔梧 龍谷大平安
9 二 藤原夏暉 大阪桐蔭

P 中西聖輝 智辯和歌山→ 渡辺光羽 金沢学院大附


 

開幕カードで2勝を挙げ、秋季リーグを良い形で迎えることが出来た青学大。2カード目は日本大学と激突した。初回から打線が繋がり、10安打8得点の猛攻を見せた青学大打線。打線の軸である小田康一郎(文3=中京)、西川史礁(法4=龍谷大平安)、中田達也(社3=星稜)はそれぞれが2安打をマークし、好調ぶりをうかがわせた。先発の中西聖輝(コ3=智辯和歌山)は8回2失点の好投を見せ、日本大学戦の初戦を勝利で飾った。

四球を選んだ南野

ヒットを放った小田

タイムリーヒットを放った4番の西川

試合は初回から動いた。南野倫平(総2=龍谷大平安)の四球、小田康一郎(文3=中京)のヒットで一死一三塁のチャンスを作ると、4番の西川史礁(法4=龍谷大平安)のタイムリーヒットで先制に成功。

タイムリー内野安打を放った中田

タイムリーヒットを放った渡部。打撃でもリードでも勝利に貢献した

さらに中田達也(社3=星稜)のタイムリー内野安打で1点、渡部海(コ2=智辯和歌山)のタイムリーヒットで2点を追加し、初回に4得点の猛攻を見せた。

この試合ではヒットは出なかったものの、佐々木泰(コ4=県岐阜商)を1番で起用したことについて安藤監督は試合後に「結果だけではなくて、姿勢のところで引っ張って欲しいっていうのはあった」と語った。安藤監督は打席の位置をカウントによって変えるなどの佐々木の姿勢が初回の打線にプラスに働いたと見ていた。

青学大の先発は中西聖輝(コ3=智辯和歌山)。1回裏には1番、2番の打者に連続ヒットを許し、無死一三塁のピンチを招くも犠牲フライの1点のみに抑え、最小失点で切り抜けた。

 

 

2打席連続となるタイムリーヒットを放った西川

3回表は先頭の南野、続く小田からヒットが飛び出し、無死一三塁のチャンスで西川が打席を迎える。西川は2打席連続となるタイムリーヒットを放ち、さらにリードを広げる。

松本龍哉(コ3=盛岡大附)のファーストゴロ間にランナーが生還し、中田からもタイムリーヒットが飛び出しこの回3得点。3回でリードは6点となった。

5回表には西川が死球で出塁すると松本がタイムリーヒットを放つ。1試合でクリーンナップの3人から5安打が飛び出し、チームに勢いをつけた。その後渡部も死球で出塁するが、得点には結びつかなかった。

8回表には山口翔梧(営1=龍谷大平安)がヒットを放つも追加点を挙げることはできなかった。山口は秋季リーグの4試合全てでスタメン出場していて、好調をアピールしている。

中西は2回から7回まで無失点の好投を見せた。8回裏には二死一二塁のピンチにタイムリーヒットを浴び、続く打者に四球を与えるも後続をサードゴロに打ち取り、この回を最少失点で切り抜けた。中西は雨でグラウンドコンディションが悪い中8回を投げて7奪三振という成績を残した。中西は自身のピッチングについて、「自分自身は課題と反省というか。次の登板までには修正できる部分はなるべく多く修正して臨みたいと思っています」と話した。次の中西の登板にも期待がかかる。

最終回は渡辺光羽(営3=金沢学院大附)が登板し、相手打線をテンポ良く三者凡退に抑えた。

次戦は9月26日の14時から、明治神宮球場で予定されている。初戦の勢いそのままに2試合目も勝つことができるのか。青学大ナインから目が離せない。

(記事=田原夏野、写真=遠藤匠真、比留間詩桜、田原夏野、大原明日香)

 

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