第100回関東大学バスケットボールリーグ戦(2部) 対順天堂大 10月14日於駒澤大学玉川キャンパス
◆結果◆
青学大〇94-81●順天堂大
1Q 26-17
2Q 16-27
3Q 34-20
4Q 18-17
◆スターティングメンバー◆
#2 漆山蓮
#7 進翔太
#25 星賀舞也
#35 オドゲレル・トルガ
#12 広瀬洸生
オータムリーグ第16戦は順天堂大との試合となった。2巡目が始まり未だ負けなしの青学大。3連戦最後の試合で疲労が溜まる中行われた順天堂大戦。第1Qは順調に得点を重ねるが、第2Qに順天堂大の追い上げにあう。それでも後半に仕切り直し無事勝利した。
第1Qは青学大ボールからスタート。#35オドゲレル(物3)が#7進(法4)にアシストパスを出し青学大が先制。順天堂大も確実にシュートを決め、なかなか点差が離れないが、#35オドゲレルのアグレッシブなドライブを中心に得点を重ねる。残り30秒、#15能代(コ2)が2ポイントシュートを押し込み26-17の9点リードで第2Qへ。
第2Qは順天堂大ボールからスタートするが青学大はディフェンスでプレッシャーをかけ24秒バイオレーションで順天堂大の攻撃を止める。#3新井(総3)のコーナーからの3ポイントシュートで先制。しかし順天堂大に連続で得点を決められ点差を縮められる。#7進を中心に得点を決めるが順天堂大がリバウンドやシュートで青学大を上回り逆転を許す。残り1分を切り#12広瀬(総2)が3ポイントシュートを決めるも42-44の2点ビハインドで前半を終える。
第3Qは青学大ボールからスタート。#12広瀬が2ポイントシュートで先制点を決め同点に追いつくも順天堂大に3ポイントシュートを決められる。しかし#35オドゲレルのフリースローと#7進の2ポイントシュートで再び順天堂大に追いつく。そこから#25星賀(社3)が4本連続で3ポイントシュートを決め一気に差をつける。焦る順天堂大はタイムアウトを取るが青学大の勢いは止まらず、速攻を含め得点を量産し76-64の12点リードで最終第4Qへ。
第4Qは順天堂大ボールからスタートするが青学大が順天堂大のボールをカットし#6三村(総1)のランニングシュートで先制。その後も#7進の2ポイントシュートや#25星賀のブロックショットなどで点差を広げる。順天堂大もドライブや3ポイントシュートで得点を重ねるが、青学大も落ち着いてシュートを沈め点差を縮めさせず94-81で勝利した。
試合後#35オドゲレルは「2日間の疲れが出てしまい、前半は自分たちのプレーができなかった」と振り返った。それでも「第3Qに話し合って雰囲気の悪い時間帯を持ちこたえることができた」と話す。#25星賀の3ポイントシュートについて聞かれると「#25星賀は1本入ると勢いに乗る選手なので、チーム全体で#25星賀が空いてたら打たせようと意識した」と話し、「今回の#25星賀の3ポイントシュートが青学大の勝因だった」と笑顔を見せた。残りのオータムリーグについて「『ディフェンス→リバウンド→速攻』を40分間行えたら青学大は強いので、残りの試合でこの流れを作り出したい」と話した。
現在通算7連勝中の青学大。連日接戦が続く中、今回の順天堂大戦も前半終了時点で2点差と競る展開となった。しかし今回も勝負強さを発揮し、第3Qの#25星賀の連続3ポイントシュートを契機に一気に点差を広げ順天堂大に勝利した。青学大の勢いは止まらない。残りのオータムリーグの試合もこの勢いのまま面白い試合を魅せるであろう青学大に期待したい。
(記事・写真=二瓶優輝)
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