【男子バスケットボール】東海大に敗戦 全体8位でオータムリーグに幕

男子バスケットボール

第101回関東大学バスケットボールリーグ戦  対東海大  11月2日於青山学院大学相模原キャンパス

 

◆結果◆

青学大●68-100〇東海大

1Q  8-29

2Q  21-30

3Q  23-20

4Q  16-21

 

◆スターティングメンバー◆

#9  上野山波空

#12  広瀬洸生

#17  北條彪之介

#23  加藤大智

#35  オドゲレル・トルガ

 

8月に開幕したオータムリーグもついに最後の試合となった。最終戦・第22節の相手はスプリングトーナメント、1巡目ともに接戦の末敗れた東海大。前半は青学大の攻撃が噛み合わず東海大に大量リードを許す。それでもホームの応援を力に変え第3Qでは23-20と東海大を上回る。しかし前半の失点を巻き返すことはできず68-100で試合を終えた。

 

第1Qは東海大ボールからスタート。東海大に先制点を許すが#9上野山(法3)のパスを受けた#23加藤(コ4)のシュートで決め返す。それでも青学大は東海大の強固なディフェンスに加え、オフェンス時のシュートのあたりの悪さが相まって攻めあぐね東海大に点差を広げられる。第1Q後半、#77芦田(国経3)や#12広瀬(総3)が3ポイントシュートを決めるも前半の失点が響き8-29の21点ビハインドで第2Qへ。

ゲームクロックが止まった時に話し合う選手たち

 

第2Qは青学大ボールからスタート。#35オドゲレル(数4)がジャンプシュートを決め青学大が先制。東海大にシュートを決められても#77芦田の3ポイントシュートや#15能代(コ3)のフリースローで青学大も得点を重ねる。第2Q中盤のタイムアウト明けには#12広瀬が得意のドライブで得点を連発。少しずつ得点を伸ばす青学大だったが東海大の猛攻を防ぐことはできず29-59の30点ビハインドで前半を終える。

得意のドライブなどで20得点をあげた#12広瀬

 

第3Qは東海大ボールからスタートするが東海大の攻撃を防ぎ#6上野山のエンドワン(2ポイントシュート+フリースロー)で青学大が先制。インターバル中に声を掛け合い、後半になり仕切り直した青学大はキャプテンの#35オドゲレルを中心に積極的にボールに食らいつき、ゴールに向かい東海大との点差を縮めていく。それでも東海大も安定した得点でリードを維持し52-79の27点ビハインドで最終第4Qへ。

積極的な攻撃でチームを盛り上げた#35オドゲレル

 

第4Qは青学大ボールからスタート。#77芦田が得意の3ポイントシュートを決め青学大が先制。少しでも早く点差を縮めたい青学大は外からのシュートを中心に放ち東海大を猛追する。徐々に点差を詰めていく青学大だったが開始6分の東海大のタイムアウト明け、さらにギアを上げた東海大に再び主導権を握られ逆転の一手を打てない。最後まで果敢にゴールに向かうが逆転叶わず68-100でオータムリーグ最後の試合が終了した。

得意の3ポイントシュートで先制点を決める#77芦田

 

 

試合後、#35オドゲレルは「ディフェンスの強度などで自分たちが追い求めるものと自分たちの実際のプレーが乖離したものとなり、結果として今回のような試合になってしまった。インターバルの間に「もう一度仕切り直そう」とチームで話し合い、後半は一人一人が懸命にボールを追ったりすることができ、少しは良いゲーム内容になったと思う」と試合を振り返った。また、オータムリーグを振り返り「自分たちがやるべきことを遂行すれば1部でも十分に戦うことが分かったし、そのことは自分たちにとって自信になった」と話した。最後に1ヶ月後に控えるインカレに向け「現時点ではベスト8が目標だけどさらに上を目指していきたい」と抱負を語った。

 

約2ヶ月間にわたるオータムリーグもついに幕を閉じた。青学大は8勝14敗で全体8位という結果になった。次の試合は1ヶ月後の全日本大学バスケットボール選手権大会(通称・インカレ)となる。4年生最後の大舞台で有終の美を飾れるか。既に1ヶ月後が待ち遠しい。

 

(記事・写真=二瓶優輝)

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