【男子バスケットボール部】攻めの姿勢を崩さず拓殖大に勝利

男子バスケットボール

第64回関東大学バスケットボール新人戦 対拓殖大 6月3日・於横須賀アリーナ

 

◆結果◆

青学大〇82-64●拓殖大

1Q 16-18

2Q 19-12

3Q 19-23

4Q 28-11

◆スターティングメンバー◆

#9 上野山波空

#12 広瀬洸生

#15 能代飛輝

#77 芦田真人

#17 北條彪之介

スプリングトーナメントから早1ヶ月が経ち、今シーズン2つめの公式戦である新人戦の本戦が始まった。新人戦は下級生の試合経験を積むことが1つの目的となっているため、試合には1年生と2年生の下級生のみが出場する。青学大は1年生が4名、2年生が5名の計9名という少数精鋭のなか試合に挑んだ。

 

第1Qは拓殖大ボールでスタート。開始1分は互いに激しい攻防を繰り返し、点数が入らない状態が続く。その状態を打破したのは拓殖大だった。先制点を挙げると、勢いをつけるかのように連続得点を決め青学大を離しにかかる。それでも、#15能代(コ2)がリバウンドシュートからファールをもらいフリースローを決め点差を広げさせない。その後も青学大は拓殖大のファールを誘発するような積極的な攻撃で、フリースローの機会を増やし着実に点差を縮めていく。残り1分をきり♯6三村(総1)のシュートで逆転。このまま1Qを終了したい青学大だったが、終了間際に拓殖大に3ポイントを決められ、16-18の2点ビハインドで第2Qへ。

鋭いドライブでDFを翻弄する#12広瀬

 

第2Qは青学大ボールでスタート。第2Q開始直後、#77芦田(国経2)が3ポイントを決め青学大の逆転で幕開け。続いて#12広瀬(総2)が3ポイントを決め連続で青学大が得点を決め流れを持っていこうと試みる。その後も#15能代のドライブやリバウンドなどパワフルなプレーを軸に青学大が得点を重ね拓殖大との点差を広げる。着実に点差を広げた青学大は35-30の5点リードで前半を終える。

落ち着いたプレーで冷静にチームを指揮した#13山本

力強いプレーで攻守ともにチームを支えた#15能代

 

第3Qは拓殖大に先制点を奪われるが、#15能代がルーズボールに食らいつき、そこに#77芦田が合わせ3ポイントを決めたり、エンドラインからのスローインで♯9上野山(法2)の浮かせたパスに#12広瀬が合わせるといった連携プレーで得点を重ねる。しかし拓殖大も負けじと得点を決め、残り2分で同点に追いつかれる。逃げ切りたい青学大はアウトナンバー時に♯6三村が積極的に攻撃を仕掛け得点を決め、53-54の1点リードで最終クォーターに持っていった。

決めてほしいところで確実に決める#77芦田

 

第4Q開始直後、拓殖大に3ポイントを決められ逆転される。しかし#12広瀬が3ポイントを決め返し点差を広げにかかる。#16深瀬(法1)の華麗なステップからのシュートや♯17北條(コ1)のリバウンドシュートなど1年生も果敢に攻め拓殖大との点差を広げていく。二桁まで点差広げてもDFの妥協は一切行わず拓殖大を苦しめる。着実に得点を重ね82-64で試合を終えた。

DFのあたりにも負けずシュートに向かう♯9上野山

今回が大学デビュー戦となった♯17北條

 

試合を終え、#15能代と♯17北條は「前半の入りが良くなかった」と口を揃えた。また、今回チーム全体で取りにいっていたリバウンドに関しては「リバウンドのための練習を行うのではなく、意識から変えていった」と話した。

普段の練習との違いを問われると、#15能代は「(スプリングトーナメント以降)3ポイントの練習を行ったが今回の試合で練習の成果を活かせなかった」と悔しさを滲ませた。♯17北條は「緊張するタイプではないが、実際の試合では(練習に比べ)考えることが増えるのでいつものような声出しは行えなかった」と大学デビュー戦を振り返った。

次の中央大戦に向け、ともに「相手に合わせたプレーをするのではなく、最初から自分たちらしいプレーを展開していきたい」と意気込んだ。

 

(記事・写真=二瓶優輝)

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