【男子バスケットボール】後半に巻き返し東洋大に勝利!!

男子バスケットボール

第100回関東大学バスケットボールリーグ戦(2部) 対東洋大 10月12日於駒澤大学玉川キャンパス

 

◆結果◆

青学大〇81-77●東洋大

1Q 18-20

2Q 21-20

3Q 20-15

4Q 22-22

 

◆スターティングメンバー◆

#2 漆山蓮

#7 進翔太

#25 星賀舞也

#35 オドゲレル・トルガ

#12 広瀬洸生

 

オータムリーグ第14戦は東洋大との試合となった。先日の法政大戦での負傷で#21ウォーレン(国経3)、#23加藤(コ3)のビッグマン2人が離脱した中で行われた今試合。東洋大が3ポイントシュートを高確率で決め、青学大にとって苦しい時間が何度も訪れたがメンバーを替えながら補い合い接戦の末勝利した。

 

第1Qは青学大ボールからスタート。東洋大に3ポイントシュートで先制点を取られるも#12広瀬洸(総2)からキックアウトパスを受けた#2漆山(総4)が3ポイントシュートを決め返す。その後も#25星賀(社3)が得意の3ポイントシュートを連続で決め流れに乗る。しかし第1Q後半にミスが続き東洋大に追いつかれてしまう。第1Q終了間際に東洋大にフリースローを決められ18-20の2点ビハインドで第2Qへ。

3ポイントシュートで今試合の勝利に大きく貢献した#25星賀

 

第2Qは東洋大ボールからスタート。東洋大に2本連続で得点を決められるも#1細川(国経4)が3ポイントシュートを落ち着いて決める。開始1分30秒のタイムアウト明け、#0広瀬翔(コ4)の2ポイントシュートや#3新井(総3)の速攻からの2ポイントシュートで点差を縮める。#15能代(コ2)が交代直後にドライブシュートを決め勢いに乗り、開始5分過ぎ、#3新井の2ポイントシュートで東洋大に追いつく。その後も両者一歩も引かない攻防を繰り返すも第2Q残り5秒、東洋大に3ポイントシュートを決められ39-40の1点ビハインドで前半を終える。

交代後の得点でチームに勢いを与えた#15能代

 

第3Qは青学大ボールからスタート。オフェンスでは#2漆山の速攻からの得点や#12広瀬のドライブで連続で得点を決め、ディフェンスでは#35オドゲレル(物3)がブロックショットで東洋大の攻撃を止めるなど攻守ともに奮闘する。#25星賀の3ポイントシュートや#15能代の2ポイントシュートなどで得点を重ね、59-55の4点リードで最終第4Qへ。

自慢の脚力で速攻のシュートを決める#2漆山

 

第4Qは青学大ボールからスタート。東洋大に3本連続で得点を決められてしまうが、すぐにタイムアウトを取り立て直す。タイムアウト明け、#15能代や#35オドゲレルの得点や粘りのディフェンスからの24秒バイオレーションで青学大に流れを引き寄せる。また、#7進(法4)がオフェンスリバウンドで仲間のシュートミスを得点に変え、一気に点差を広げる。残り1分を切っても3点差とどちらが勝つか分からない状態が続いたが青学大がフリースローを冷静に決め81-77で勝利した。

オフェンスリバウンドでチームのピンチを救った#7進

 

試合後のインタビューで#25星賀は「チームとしては(怪我で試合に出られなかった)#21ウォーレンや#23加藤の分までリバウンドを取りに行けた。個人としてもシュートやリバウンドなど自分の中で納得のいくプレーができた」と話す一方、今試合初めてスターティングメンバーとして出場したことに関しては「緊張した」と振り返った。それでも「チームメイトが声をかけてくれた」と話し、今回の接戦の中でもチーム内での”声掛け”が重要なポイントだったことを明かした。今後の試合への意気込みを聞かれると「ディフェンスやリバウンドを頑張り自分のプレーを全うしたい」と笑顔を見せた。

 

勝敗差が僅かで順位争いが激化する2部リーグ上位において今試合勝利できるかどうかが重要なものとなった。前半は東洋大にリードを許してしまうが、後半に意地の巻き返しを見せ接戦の試合を制した。ここから江戸川大、順天堂大と今日の試合を含め計3試合連続となり、疲労が溜まることが予想されるがチーム一丸となって頑張ってほしい。

 

(記事・写真=二瓶優輝)

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