第101回関東大学バスケットボールリーグ戦 対専大 9月3日於大田区総合体育館
◆結果◆
青学大〇75-58⚫︎専大
1Q 19-18
2Q 23-19
3Q 15-11
4Q 18-10
◆スターティングメンバー◆
#3 新井翔太
#12 広瀬洸生
#17 北條彪之介
#23 加藤大智
#77 芦田真人
オータムリーグ4戦目の相手は専大。ともにリーグ戦が始まり勝利をおさめていない中での戦いとなった。第1Qを1点リードで終えた青学大はそのままの勢いで少しずつリードを広げ念願のオータムリーグ初白星を飾った。
第1Qは青学大ボールからスタートするが得点に繋げられず専大が先制。青学大が得点を決められないまま専大に連続で得点を許すが#17北條(コ2)の3ポイントシュートから#3新井(総4)のドライブシュートですぐに巻き返す。その後は両チームともに点の取り合いとなる。1点ビハインドで第1Q終盤を向かえるが最後に#86中武(総1)がゴール下のシュートを決めきり19-18の1点リードで第2Qへ。

#86中武がゴール下のシュートを決め第1Qをリードで終える
第2Qは専大ボールからスタート。リードを広げたい青学大はダブルチームなど粘り強いディフェンスを見せ積極的に勝負に出るも得点の動かない時間が続く。そんな中、開始2分#9上野山(法3)が先制となる3ポイントシュートを決める。しかし専大に決め返され両者共に流れを掴みきれない。開始5分には#23加藤(コ4)がゴール下のシュートでバスケットカウント、そして再び#9上野山が3ポイントシュートを決め青学大が流れを掴み取る。残り1分30秒のタイムアウト明け畳み掛けるように#35オドゲレル(数4)、#12広瀬(総3)がシュートを決め42-37の5点リードで前半を終える。

「自分の仕事を全うできた」と話した#17北條
第3Qは青学大ボールからスタート。開始早々#17北條の3ポイントシュートで青学大が先制。専大のタフなディフェンスに苦しみながらも、開始3分すかさず#77芦田(国経3)が3ポイントシュートを決める。中盤、前半に続いて着実に点数を重ねる#12広瀬がミドルシュートを決め、残り2分30秒、今試合絶好調の#9上野山がさらに3ポイントシュートを沈める。前半同様決めて決められての展開が続くも手堅くシュートを決め続けた青学大は57-48の9点リードで最終第4Qへ。

積極的な攻撃で安定したシュート力を見せつけた#12広瀬
第4Qは専大ボールからスタートするが最初の攻撃を防ぎ切り無失点で青学大のオフェンスへ。しかし青学大も最初のオフェンスは失敗に終わる。両チーム中々シュートを決められなかったが#3新井がフリースローを2本とも決め青学大が先制。その後も着実に得点を重ね残り3分で15点差までリードを広げる。最後まで攻撃の手を緩めず75-58でオータムリーグ初勝利を掴み取った。

抜群のハンドリングでディフェンスを崩した#3新井
試合後#17北條は「前半から良いプレーを作り出すことが出来て後半も継続させることができて良かった。個人としてもシュートやリバウンドなどの自分がやるべき仕事をこなすことができた」と振り返った。前試合の筑波大戦後「誰かに頼るのではなくチーム全員で戦おうと話し合ったことが今試合で活きてきたように思う」と#17北條は話した。そして次戦以降に向け「これからも格上のチームとの試合が続くが今日の勝利を繋げていけるような試合をしていきたい」と意気込んだ。
開幕4試合でようやく手にした勝利。一人一人が果敢にゴールに向かいチーム一丸となって専大を倒した試合となった。今日の勝利を自信に変えこれからの試合も突き進んでほしい。
(記事・写真=二瓶優輝、遠藤千果)
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