【ラグビー】リードを守り切り立大に競り勝つ!対抗戦初勝利を挙げる!

ラグビー

関東大学対抗戦Aグループ 第5節 対立大  11月9日 於・スピアーズえどりくフィールド

◆結果◆
〇青学大 40 {28-5、12-26} 31 立大●

◆ メンバー◆
1.木村陽太
2.田中太陽
3.中川竜玖
4.荒川真斗
5.梁取駿太
6.松﨑天晴
7.八尋祥吾/主将
8. 角谷銀次朗
9. 小林純岳
10.井上晴生
11.山本啓太
12.袖山遼平
13.内藤基
14.平岡勝凱
15.白石颯
16. 中山健太郎
17. 土屋裕資
18. 相川拓也
19. 下田秩
20.松島蒼生
21. 利守晴
22. 久富洋希
23. 幸内良真


対抗戦第5節は立大と対戦した。前半は青学大ペースで試合が進み、前半だけで4トライを挙げ、28-5のリード前半を終えた。迎えた後半は、一転して立大に主導権を握られる。中盤以降は立て続けにトライを奪われ、28点あったリードが2点になるまで猛攻を浴びた。しかし、終盤にトライを決めて逃げ切った青学大は対抗戦初勝利を挙げた。

〈前半〉

立大のキックオフで始まった前半。開始からキックで前進し、陣地を奪う。すると、ラインアウトからモールを組み、田中太陽(文4=常翔学園)がトライを決める。対抗戦初勝利に向け幸先良く先制に成功した。

トライを決めた田中はスローワーも務めた

その後は攻めあぐねる展開が続くも、21分に再びラインアウトからモールを組み、中川竜玖(コ3=東海大相模)が押し込みトライ。26分には井上晴生(法2=東福岡)が相手のパスをカットし、相手を振り切って独走トライを決めた。勢いに乗るチームは37分にも追加点を挙げ、リードをさらに広げる。しかし前半終了間際、相手にトライを許してしまい、28-5で前半を折り返す展開となった。

チームを統率する声掛けをみせた角谷銀次朗(コ2=京都成章)

〈後半〉

リードを守り切りたい後半。勢いを増した立大に押し込まれる展開が続き、後半1つ目のトライを許してしまう。このまま勢いに飲まれていくかと思われたが、15分相手陣深くでボールを受けた小林純岳(社4=東海大相模)がフェイントで相手を交わしこの日二つ目のトライを決め、流れを渡さない。

トライを沈めた小林と称える梁取駿太(営3=茗溪学園)

さらに小林は鋭いタックルで相手の反則を取るなど、守備でも相手の攻撃の芽を摘む。しかし、後半25分に相川拓也(国政4=桐蔭学園)がイエローカードを受け、一時退場処分となると状況が一変する。立大は一人多いことを有利に猛攻を仕掛け25分、31分、35分とトライを奪う。これで会場も立大ムードになり点差も2点差にまで縮まった。

話し合う青学大の選手たち

何としてでも勝利を掴みたい青学大は、後半ロスタイム、敵陣でのラインアウトからこの試合でも多用したモールを組みゴールラインを目指すも僅かに押し込めない。しかし、もう一度ラインアウトを獲得するとモールを作り、最後は田中が執念でトライを決めた。さらに井上がコンバージョンゴールを決め点差を広げた。その後も最後まで攻め続け、ノーサイド。見事に対抗戦初勝利を掴んだ。

キックとトライで勝利に貢献した井上

この試合のMVPには、キックやトライで多くの得点に絡み、勝利に貢献した井上が選出された。

MVPに選出され挨拶をする井上

(記事=戸田隼人、写真=遠藤千果)


◆選手コメント◆

SO/FB 井上晴生(法2=東福岡)

試合後に快く取材に応じてくれた井上

ー今日の試合を振り返って

井上:前半はいい感じに自分たちがやりたいプレーができて、点数も結構離れたりしたんですけど、後半に自分たちのミスが響いて、結構失点が重なってしまった感じです。結果は勝ったんですけど、やっぱり後半の戦い方だったり、修正点は結構見えたのかなと思います。

ー前節から今節の立大戦に向けて取り組んできたことは

もう勝つしかないので、そこの気持ちはみんな強く、ミスを恐れずにっていう形でやってきました。勝ち切るっていうのを意識して、しっかりやってきました。

ー後半の苦しい時間帯はどんなことを意識して戦っていたか

もう体とか当たり負けとかも全然気にしていなかったので、初心に戻ろうということで。自分たちのやってきたラグビーをして、確実にトライを取りきる形に持っていこうと。「全然焦ることはないよ」という話はしました。

ー対抗戦残り2戦に向けての意気込み

もう選手権っていう目標はなくなってしまったんですけど、しっかりそこで残り2戦をしっかり勝っていくっていうマインドはあるので、そこをしっかり勝ちきれるように、これから練習していきたいと思います。

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