【男子バスケットボール】入れ替え戦を制し悲願の1部昇格!!

男子バスケットボール

第100回関東大学バスケットボールリーグ戦(1部入れ替え戦) 対拓殖大 11月6日於エスフォルタアリーナ八王子

 

◆結果◆

青学大〇68-55●拓殖大

1Q 24-10

2Q 17-10

3Q 12-19

4Q 15-16

 

◆スターティングメンバー◆

#2 漆山蓮

#7 進翔太

#25 星賀舞也

#35 オドゲレル・トルガ

#12 広瀬洸生

 

入れ替え戦1試合目に勝利し1部昇格に王手をかけた青学大。1試合目に引き続き前半から勢いに乗った青学大は、後半拓殖大に点差を縮められても冷静に対処し第4Q終盤には再び拓殖大を突き放し2年ぶりの1部昇格を掴み取った。

 

第1Qは青学大ボールからスタート。最初の攻撃は得点に繋がらないが、2度目のオフェンスで#35オドゲレル(数3)が3ポイントシュートを決め青学大が先制。その後も#12広瀬(総2)や#2漆山(総4)からパスを受けた#25星賀(社3)が得点を決めるなど青学大が勢いに乗る。良い流れのまま順調に得点を重ね24-10の14点リードで第2Qへ。

#2漆山は試合後に「色んな人たちの支えがあって勝つことができた」と感謝の言葉を述べた

3ポイントシュートを決め青学大のペースを作り上げる#35オドゲレル

 

第2Qは拓殖大ボールからスタートするが拓殖大の攻撃を守り切り#3新井(総3)のフリースローで青学大が先制。インサイドでは#7進(法4)が体を張ったプレーで得点に繋げ、外からは#77芦田(国経2)の3ポイントシュートなどで得点を重ねる。コート全体を使ったプレーで拓殖大との点差を広げ、41-20の21点リードで前半を終える。

得意のドライブで試合を沸かせた#12広瀬

 

第3Qは青学大ボールからスタート。#12広瀬が3ポイントシュートを決め青学大が先制。拓殖大にシュートを決められても#7進や#3新井が落ち着いてシュートを決め返し点差を縮めさせない。しかし第3Q中盤からなかなかシュートが決まらなくなり徐々に点差が詰まり、53-39の14点リードで最終第4Qへ。

安定した得点力で存在感を放った#3新井

 

第4Qは拓殖大ボールからスタート。拓殖大に3ポイントシュートで先制を許すが#3新井がドライブシュートですかさず反撃。しかし拓殖大に連続得点を許し開始5分で6点差まで縮められる。それでもタイムアウト明け、#12広瀬がドライブシュートで押し込みチームを奮起させる。残り2分30秒、#7進の気迫のこもったダンクシュートでチームを盛り上げ流れを手繰り寄せる。そのままの勢いで再び拓殖大との点差を広げ68-55で拓殖大に勝利した。

「ここで試合を決めてやる」という強い気持ちを持ち、豪快なダンクシュートで勝利を決定づけた#7進

 

試合終了後、#2漆山と#7進は「後輩たちに来年1部で戦う機会をあげれたこと、最高の同期とあと1ヶ月バスケができることが嬉しい」と口を揃えた。リーグ戦について#7進は「負けた試合から改善していけたことが去年とは違う点」と振り返り、#2漆山は「リーグ戦最終週の2連敗から今回の2連勝へとゲームを作り上げられたことはチーム力として向上したところ」と話した。

 

長いようで瞬く間に過ぎ去った2ヶ月半。思うような結果が出ず苦しい期間を乗り越え2部2位、そして入れ替え戦に勝ち進み1部昇格、インカレ出場の切符を掴み取った。諦めない姿勢とひたむきにバスケに向き合う選手、学生コーチ、マネージャーをはじめとするスタッフの姿は常に観客を魅了し続けた。リーグ戦は今試合で終了となるが、11月下旬から始まるインカレへ青学大の挑戦はまだ終わらない。インカレで再び見れるであろう彼らの活躍を楽しみにしたい。

 

(記事・写真=二瓶優輝)

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