【硬式野球】佐々木泰は長打含む2安打の活躍!侍J強化合宿で存在感示す

硬式野球
フルスイングでレフト線へ運んだ。これが佐々木の持ち味である

  1. 来年オランダで開かれるハーレムベースボールウィーク2022に向け、12月3日から3日間、愛媛県松山市にある坊っちゃんスタジアムで大学野球日本代表候補の強化合宿が行われた。青学大からは期待のスーパールーキーが選出された。1年生ながら春季リーグで4本塁打とベストナインを受賞し、秋季リーグでも2本塁打を放った佐々木泰だ。今回の合宿で参加した44選手の中で1年生はわずか3人しかいなかったが、それでも上級生に負けじと2安打を放ち存在感を示した。

全国からハイレベルなプレーヤーが松山に集結

1日目は午後から50メートル計測とフリーバッティングを行って終了。佐々木の持ち味である豪快なスイングで何度も快音を響かせた。

2日目は1試合7イニングの特別ルールを適用して紅白戦が行われた。佐々木泰は5番で出場。4番中川(早稲田大)、6番奈良間(立正大)らと普段は見られない強力な打線を組んで相手投手に立ち向かった。

1打席目は富士大の金村と対戦。ボール、ファウル、ファウルで追い込まれ、最後はアウトコースに手が出ず見逃し三振。判定後もバッターボックスに立ち尽くし、悔しそうな表情を見せた。

見送ったが審判の手が上がり、打席に立ち尽くす

2打席目は同志社大の東山と対戦。ファウルで粘り2-2まで持っていくも、変化球に振らされここも悔しい三振となった。結局この試合は2打数0安打。午後の試合での巻き返しに期待する形となった。

2打席目は空振り三振。大きくフォームを崩された

お昼休憩をはさんで紅白戦第二試合が始まった。1回表、同じ東都である駒澤大福山と対戦。初級からフルスイングでレフト線へ引っ張りツーベースヒットを放った。更に6番奈良間も続きセンター前ヒット。その間に佐々木は2塁から一気にホームを狙うも、相手の好返球に阻まれホームインとはならなかった。

フルスイングでレフト線へ運んだ。これが佐々木の持ち味である

センターからの好送球で惜しくもタッチアウト

その後の打席はサードゴロ(対名城大松本)、サードへのゲッツー(対白鴎大曽谷)とマルチ安打とはいかず試合終了。それでも強烈な2塁打を放ち監督に大きくアピールすることに成功した。守備では固定はされず、選手たちは様々なポジションを守ることになった。佐々木は主にサードとファーストを担当。同じ内野陣には早稲田大の中川、立教大の山田、立正大の奈良間など甲子園を沸かせたスターたちがそろった。

同じ大阪桐蔭出身の中川と山田。試合後もダウンを着て一緒に行動していた

3日目は午前中に1試合のみ行われた。この日も佐々木は5番で出場。1打席目に中大の石田と対戦し、見事にセンター前ヒットを放ちアピール。2打席目は凡退するも、2日間で7打数2安打と確かな結果を残した。

同じ東都リーグでプレーする中大・石田からヒットを放つ

今回の合宿では3試合のみと少ないアピールの機会で2安打と結果を残した佐々木。勝負強さはやはりさすがといったところだが、本人は結果に満足していない。「打撃の面でもうちょっと長打がほしかった。」それでも「振る」ことが出来ていたので良かったと振り返る。本来7打席で2安打も放てれば結果に満足してしまいそうだが、結果だけを見ず内容で振り返ることが出来るのが佐々木の強さの秘訣でもある。

1年生ながらものすごい雰囲気を醸し出していた佐々木

大学日本代表の選考は2022年の春季リーグ終了後に行われる。来年も厳しくマークされることは必須だろう。それでも自分のスイングを貫いて長打を量産し、チームをリーグ優勝と日本一に導き、オランダ行きの切符を掴み取ってほしい。

(記事・写真=渋谷聡志)


試合後インタビュー

佐々木泰選手

ー紅白戦を終えて、ご自身の手ごたえは?

自分の中では不本意な結果だったんですけど、この合宿で一つのテーマとしてやろうと思っていたのが「振る」ということだったので、それはできていたからよかったかなと思います

ー不本意だった部分はどこでしょうか

打撃の面でもうちょっと長打が欲しかったんですけど、レベルの高い投手と当たったらなかなか甘い球も来なかったので、そういう球を一発で仕留められる力がこれから必要になっていくなと感じました

全国からレベルの高い選手が集まりましたが、その中で刺激を受けた選手は

早稲田大学の蛭間選手に少しバッティングのことを教えてもらったんですけど、やはり体のことや骨格のことであったり、しっかりとそういう勉強をしているとおっしゃっていたので、そういう面では自分はまだまだだなと思ったので、そういう風に探究心をもってこれから自分も練習に入っていきたいなと思います

ー守備では六大学の中川選手(早稲田大学)や山田選手(立教大学)と一緒にプレーしましたが、何か刺激は受けましたか?

やっぱり内野の皆さんは凄くレベルが高くて、同じ一年で(今回の合宿に)来た(明治大学の)宗山もそうですけど、肩も強く凄く刺激を貰ったので、これから自分も打撃と一緒に(守備も)レベルアップしていけたらいいなと思います

ー今年一年生で神宮デビューし、大学日本代表候補にも選ばれましたが、1年目はどう振り返りますか

他の一年生と比べたら自分は結構良い経験をさせてもらっていると思うので、こういう経験を生かして2年3年4年とつなげていけるように、もっとレベルアップしていきたいです

ー来年に向けて鍛えたいところはありますか

この秋そこまで結果を残すことが出来なかったので、(来年の)春しっかり結果を残してチームをリーグ優勝と日本一に導けるように頑張っていきたいと思います

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