【男子ラクロス】Bリーグ開幕!初戦は強豪の慶應大に悔しい惜敗を喫し黒星スタート

男子ラクロス

2022年度Bリーグ第1戦 対慶應大 6月25日

◆結果◆
●青学大2-3慶應大○
第1クォーター1-1
第2クォーター1-0
第3クォーター0-1
第4クォーター0-1

<得点者>
那須幹太(第1Q,第2Q)


各大学のBチーム育成を目的として開催されるBリーグ。全カテゴリー優勝を掲げる青学大は、Bリーグ制覇を目指して昨年日本一に輝いた強豪・慶應大との一戦に臨んだ。

試合前に集まる青学大

〇第1クォーター

先制点は慶應大に許したものの、ディフェンス陣の気迫のプレーで追加点は許さなかった。グラウンドボールを確実に取り、積極的な攻めの姿勢を貫いた青学大。終盤には#20那須幹太がショットを決め同点に追いつき、良い流れで第1クォーターを終えた。

ショットを決める#20那須幹太

〇第2クォーター

勢いに乗る#20那須幹太が序盤にまたもショットを決め勝ち越しに成功。流れを掴んだ青学大はディフェンス・オフェンス共に隙を見せず、相手を圧倒した。強豪の慶應大を相手にガッツ溢れるプレーでその後も得点の機会を伺うも、1点止まりで第2クォーターは終了。しかし、青学大は試合の主導権を握ることに成功し、とても良い流れで前半を終えた。

2得点目を決めチームの祝福を受ける#20那須幹太

〇第3クォーター

試合前半とは打って変わって流れは慶應大に傾き、苦しい試合展開を迫られた。オフェンス陣の焦りから攻撃シーンではミスが目立つようになり、追加点が遠のいていく青学大。ディフェンス陣にも疲れが出始め、相手に攻め込まれる状況が続いた。相手に圧倒される展開のまま試合は進み、痛い1失点を許した青学大。試合は再び振り出しへと戻ることになった。

必死のディフェンスを見せる#32久保田太一郎

〇第4クォーター

初戦を勝利で終わりたい青学大は相手の攻撃に食らいつき、最終クォーターは両者拮抗の試合展開へ。1点獲得に向けて力の入る青学大はけが人が続出するほどの白熱した戦いぶりを見せる。しかし、大事な3点目を獲得したのは慶應大であった。相手の勢いを封じ込めることができずに中盤で1失点。そこから必死の追い上げでチャンスを作り積極的に攻撃を仕掛けるも、惜しくも得点には結びつかず試合終了。Bリーグ初戦を黒星で終えた。

競り合う両者

Bリーグを優勝するためには、青学大が所属するブロックで上位2校に入りプレーオフに進出しなければならない。各ブロック6校所属する中で初戦の敗戦は青学大にとって痛い結果となった。序盤に良い流れで試合を進められただけに惜しい戦いとなってしまったが、主将の#32久保田太一郎は「諦めず、気持ち切り替えてやっていきたい」と意気込んだ。

猛者揃いのBリーグで悲願の優勝を達成することができるのか。青学大らしいガッツ溢れるプレーで勝ち進む姿に目が離せない。

(記事・写真=川﨑史緒)


◆久保田太一朗主将コメント◆

‐試合を振り返って

最初から強度、テンションで負けないようにってことで。グラウンドボールだったりニュートラル、どっちのボールでもないときにそのボールを取り切る。強度を上げていこうと言って、1,2Qまで良かったんですけど、後半だんだん疲れが出てきて、だんだん点も決められたし、攻撃も焦りが出た。

‐第3,4Qでの苦しい展開の原因

ディフェンスは疲れ、オフェンスは焦り。

‐第1,2Qでの良い流れについて

まず、アップの時点で勝ってたっていうのがあって。慶應は全然アップしてなくて俺たちはしっかりアップができてたから、そこで運動量出せたかな。グラウンドボールにも人数かけられたし、取り切ることもできて、そっから走れたし。

‐慶應との差を感じた部分

ディフェンスしてて、(相手の)オフェンスに対して思ったのは、自分たちのプレーをやれば勝てるって慶應はわかってるというか思ってるから、2-1で勝ってたシーンとかもあって、グラウンドボールだって全然こっちが勝ってたのに、それでもオフェンスしてるやつの顔は余裕があった。焦んなくても、自分たちの攻めができれば勝てるって思ってたから、焦りがなく、いつもどおりのプレーをやられて、負けちゃった。

‐次に向けて
(ブロックを勝ち上がるために)後がない状況だが、これから全勝すれば優勝が見えてくるので、諦めずに気持ち切り替えて。(慶應を)もう一度倒します。

◆#20那須幹太選手コメント◆

‐2得点の活躍について

点は決めれたものの、やっぱりチームが勝ってないんで。個人的なあれはおいておいて、チームで反省する気なんで。もちろん嬉しいですけど。個人的にはやってきたことが出せて良かったなとは思うんですけど、ラクロスは個人プレーじゃないんで。チームプレーでやっているので、そこは全体で反省したいと思います。

‐意識していたこと

練習でやってきたことを出す。もちろん点を決めたいっていう気持ちはありましたけど、そこは欲を出しちゃいけないので。

‐次に向けて
頑張ります。それしかないです。気持ちを切り替えて。それしかないです。(慶應を)もう一度倒します。

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