【男子ラクロス】Bチームの第3戦。強豪相手に惜敗も、チーム全体の底上げとしては収穫あり

男子ラクロス

2021年度Bリーグ第3戦 対武蔵大 10月20日 ※新型コロナウイルスの影響により会場は非公開

◆結果◆
●青学大2-4武蔵大○
第1クォーター0-1
第2クォーター0-1
第3クォーター1-2
第4クォーター1-0

<得点者>
西田涼介(第3Q)
村山遼太郎(第4Q)


関東学生リーグの開催期間中、下級生を中心としたBリーグが開催されている。現在1勝1敗で3戦目を、迎えた青学大。関東1部に属する武蔵大Bチームとの試合に臨んだ。

試合は序盤から相手に圧倒され気味であったが、後半にかけて少しずつ好機を見出した。試合は2-4と敗戦したが、収穫のある試合となった。

B戦では応援に回るAチームの選手やスタッフ陣

第1Qの入りは青学大がボールをキープし、相手ゴールに迫る。しかし、武蔵大のディフェンス陣が強さを見せ、好位置でのショットを許さない。残り9分にチャンスを許すとショットを決められて失点。相手が優位のまま第2Qへ入った。

相手とボールを競り合う#38早野

第2Qでも武蔵大が長時間ボールをキープする。青学大も一時的にはボールを奪いチャンスをつくるが、得点に結びつけられず、再び武蔵大に有利な展開に。そして残り5分にショットを決められ、2点差へと広げられた。

相手に責められる苦しい展開が続いた

試合後半の第3Qの入りも武蔵大の攻撃に翻弄される。スピード感のある攻撃からディフェンス陣を突破され、残り14,12分に失点する。このまま負けれられない青学大は中盤から粘りを見せる。残り7分にチャンスを見出すと#30西田涼介がショットを決め1点を返す。

相手選手に食らいつく#23浜野

第4Qは青学大もショットの回数が増え、攻撃でチャンスをつくる。ディエンスも機能し、お互いに無得点のまま試合終盤を迎える。ここで青学大が見せ場をつくる。コート中央付近でボールを奪った#10村山遼太郎が相手ディフェンスを抜き去り相手ゴールに迫ると、見事ショットを決め2点差に。Aチームで多くの3年生が活躍する中、村山も負けじと意地を見せた。

ショットを決め喜びを見せる#10村山

結局試合は2ー4と惜敗。武蔵大はAチームが今季1部FINAL4に進出した強豪だけに、選手の層の厚さを見せつけられた。しかし、青学大も今後のチームを担う下級生が経験面においてプラスになった。

Bチームの次の試合は10/30に行われる育成リーグだ。1戦1戦を大切にし、これからの男子ラクロス部全体の成長につなげたい。(記事・写真=石岡亮)


中村航大

-試合の総括
ディフェンスはディフェンス時間が長い中上手く守ったがオフェンスの方で点が取れなくて、チームの雰囲気をよくすることができなかったイメージがあります

-武蔵大と比較した課題は?
武蔵大は人数が少ないけど全員のレベルが高くて、クロスワークのような技術面があるけど、終盤まで疲れない体力面といったところの基礎的なところも感じました

-コロナ渦においての取り組みは?
練習時間が少ない面自主練であったり、ミーティングの重要性を感じていて、武蔵大は全員が一貫したことができていたけど、うちはオフェンス陣がバラバラに動いてしまっていたので、特にミーティングで全員の考えを共有することが大切だなと思いました。

-3年生が強い世代だと思うが、来年度に向けては?
上の代からのアプローチも大切だと思うが下の代からどんどんいってくるチームにしなくてはならないと思いますし、そうするためには上級生がコミュニケーションをとりやすいチームにしていくことが必要だと思います。

-育成リーグでの抱負は?
相手チームのスカウティングは幹部だけでやっていたんですが、ここのプレイヤー全員で行って、特に今日の試合のオフェンスの課題を次に活かしていければと思います。

#10村山遼太郎

-ナイスショットでした。試合を総括していかがでした?
序盤点入れられてピンチで、最後点入れたんですけど、自分のファールのせいで相手に数的優位な状況で点決められてしまって最後取り返そうと思ってやっていました。

-攻められる展開でしたが?
ボールは持っていたんですけど、相手のディフェンスへの対応が遅れてしまって単純に全員がボールに触れる機会が少なくてそこが相手に有利な状況になってしまった原因です。

-この試合で意識したことは?
とりあえず1対1で勝ち切ることを意識していました

-最後のショットを決めた心境は?
最後走りながら決めたのでとてもそこは気持ちよかったです

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