【男子ラクロス】勝利を収めるも、決勝トーナメント進出逃す

男子ラクロス

関東学生ラクロス2020特別大会 対上智大 11月28日 ※新型コロナウイルスの影響により、会場は非公開

◆結果

青学大11-8上智大

第1クオーター2-5
第2クオーター5-5
第3クオーター8-7
第4クオーター11-8


12月を目の前にしているこの時期らしい冷たい風が吹き荒れる中で、本大会は行われた。前回の千葉大戦で引き分けに終わった青学大は決勝トーナメント進出のかかった今試合に臨んだ。この試合では、7点差以上つけて勝利すれば、決勝トーナメントへの進出が確定する。自分たちの最高のプレーをし、4年生にとって少しでも多く試合をするために、部員全員が一丸となって臨んだ。

 

上智大のドローから始まった第1Q。開始早々に失点を許すと、その後も上智大の勢いを止めることが出来ず、一気に3点リードをつけられてしまう。青学大も相手に引けを取らず攻めの姿勢を見せ2得点を決めるも、その後再び2点返され、点差は埋まらぬまま初めのQをで終える。

第2Qは序盤から積極的にショットを放つが、なかなか点数が決まらない。そして、開始10分にしてようやく八尾(営4)がこのもどかしい状況を断ち切るショットを決め、チームを勢いづかせる。そこから大塚(教2)が流れを引き継ぎ2得点を奪取。同点に追いついたところで前半終了のホイッスルが鳴る。

第1Qで反撃のショットを放つ
この試合でも多くのショットを決めた大塚

ここからは決勝トーナメント進出ためにこれ以上の失点を許さず、その上7点差以上つけたいところ。しかし第3Qは上智大の得点から始まる。中盤に貫名(営3)がこの日2得点目となるショットを決めるも両チーム譲らず、点差は一向に開かない。

第3Qは一進一退の攻防に

決勝トーナメント出場は少し厳しいかと思われた形勢の中での最終Q。しかし当然ながら、諦めている選手は誰一人いない。序盤から2点連続でショットを決め、相手から1点取り返されるも、ただひたすらに目の前のチャンスを追い求める。その後も攻めてショットを打ち続けるが、結果は11-8で試合終了。勝利はしたものの悔しい結果となった。中山恵介主将は「初めの3失点が良くなかった」と試合直後に反省を口にした。

序盤の失点が響き7点差つけての勝利が出来なかった

惜しくも決勝トーナメント進出には届かず、この試合が今シーズン最後の試合となった男子ラクロス部。同時に4年生はこれで引退。これからは後輩たちが“3年後の日本一“の意思を引き継ぎ、奮闘してくれるに違いない。(記事=古木遥香・写真=石岡亮)


〜以下インタビュー〜

中山恵介主将

このコロナ渦のなかで、中山主将はチームをまとめた

-試合を総括して
7点差つけて勝利してという条件だったので行かないといけないという思いはあったんですけど、1Qに3点とられて焦ってしまったもののそこから立て直せたところはあるかなと思います。

-2点を先制されてとったタイムアウトではどのようなことを話したか
予想スコアは12-4でいこうと話していたので4点は仕方がないと思っていたので慌てないで良いということを言って少し落ち着いたかなと思います。

-試合の入りが悔しい結果の原因になったか
そうですね。毎回のように入りしっかりやっていこうと話していたんですけど、やっぱり2試合で決着をつけなくてはならなかったので、焦りだったり緊張が少なからずあったというのが反省ではあります。

-後輩たちへの課題は?
自分達と同じように入りの部分をちゃんとやること、やっぱり「あの時やっておけばよかった」といのは試合終わった後すごく感じて、自分もそういうことがないように試合に臨んだんですけど、どこかしら細かいところがあって、今をしっかり見つめ直すところが試合でもそうでなくても感じているので、そういうところを修正する力を後輩達に持って欲しいなと思います。

-こういう中で主将を経験した1年はどうだったか?
本当に辛いことが多くて、かつ自分の同期も4人やめてしまって、自分も正直メンタルやられてかつ、ラクロスあってのラクロス部なのにラクロスができない状況が続いて、しょうがない部分はあったと思うのですが、そういう中でも後輩や同期と、面と向かって話すことを注視してやってきたのと、やはり3年後日本一を目指してやってきたと思います。それでも大変な1年でした。

-ラクロス部で一番思い出深いことは
やはり最後の一年、主将として109名の部員を支えて、学生日本一を目指して、目を向けて頑張った1年間はかけがいのない時期だったともいます。

-後輩達に成し遂げて欲しいことは?
コロナ渦で分からないことが多いですけど、学生日本一の前に1部昇格という目標があるので、そこはしっかり目標をもってやってほしいことと、自分がつくったこの下の代でもやりやすい環境というのを引き継いで行ってほしいです。彼らなら必ず、1部昇格、学生日本一をやってくれると思います。

-ラクロス部に入ってよかったことは?
まず、自分から意見が言えるようになったことと、やはり自分でやらなければいけない自立性はラクロスならではだと思いますし、カレッジスポーツと言われていて、自分の努力次第ではどうにでもなるので、努力するという思いは身についたと思います。

 

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