【軟式野球】悲願の全国大会!惜しくも逆転負けを喫し、秋にリベンジ誓う

軟式野球

2022年全日本大学軟式野球選抜大会 対京都文教大 8月22日 於・長野オリンピックスタジアム

◆結果◆
京文大 000 201 300|6
青学大 020 000 000|2

◆出場選手◆
1 左 土井天真 江戸川学園取手
2 中 小池周平 相模原
3 二 久枝賢吾 広島城北
4 右 成瀬遼太 高輪
5 三 佐藤慈弘 山形南→ 一 前畑大樹 國學院大學栃木→ PR 中平稜也 城東
6 一 三 前田祥通 中京大中京→ PH 佐々木俊輔 城東
7 捕 犬飼湧登 愛知
8 投 渡部優大 桜丘→ PH 小川亮央 青山学院→ 投 南林優作 高岡
9 遊 熊谷亮哉 仙台東


軟式野球部が待ちに待った全国大会。会場はあの長野オリンピックの舞台にもなった長野オリンピックスタジアム。
この日は快晴に恵まれたが、前日に降った雨の影響で試合開始が大幅に遅れ、11:20にプレイボールとなった。

試合会場となった長野オリンピックスタジアム

初回、先発マウンドにあがった渡部は文教大打線を3者凡退に打ち取り、幸先の良いスタートを切った。

先発した渡部

好守を見せるショート熊谷

その裏、先頭の土井がライト前ヒットで出塁。しかし、次打者小池の場面でエンドランをしかけるも、小池の放った打球はピッチャーフライとなり、土井も戻れずダブルプレーとなってしまう。結局この回の青学大の攻撃も無得点。

ライトへヒットを放つ土井

続く2回、この回も渡部は3者凡退で片づけ、青学大の攻撃。4番の成瀬が倒れた後、5番佐藤の放った打球はライト後方へ。あと少しでホームランという打球はワンバウンドでフェンスを越えエンタイトルツーベースに。6番の前田もデッドボールで出塁し、ワンアウトランナー1、2塁。ここで迎えるは、スタメンマスクの7番犬飼。その犬飼の打球はピッチャーの頭を超え、センター前へ。2塁ランナーの佐藤が一気に帰り、先制点をもぎ取った。「最低限ランナーを進める気持ちで打席に入った。結果的にタイムリーになってよかった」そう試合後のインタビューで語ってくれた。
さらに、9番熊谷にもタイムリーが飛び出し、青学大が2点先制。

ツーベースを放つ佐藤

先制タイムリーを放つ犬飼

 

先制のホームインをする佐藤

ハイタッチする佐藤と渡部

追加点となるタイムリーを放つ熊谷

しかし文教大も黙ってはいなかった。4回に渡部が3安打を浴び同点に追いつかれる。

センター小池のファインプレー

センター小池に続き、レフト土井にもファインプレー
鉄壁の外野陣だ

今日は守備陣の好守が光った

5回から後を継いだ南林は6回、この回の先頭をツーベースで出塁を許し、4番に送りバントを決められ、5番打者のセカンドゴロの間に3塁ランナーはホームへ。逆転を喫してしまう。続く7回にも2点の追加点を許し、7回終了時点で2対6。

2番手登板した南林

このままでは終われない青学大は8回、「変化球を狙っていた」と言っていた先頭の小池がヒットで出塁。しかし、後が続かずこの回も無得点。9回も無得点に終わり、試合終了。

最終回に盗塁を決める中平

試合後小関監督は、「今日の反省を活かし、秋リーグに向けて練習していき、秋は1位で終われるようにリベンジしたい」と思いを述べてくれた。

チームを指揮する小関監督

今回の大会では初戦敗退となってしまったが、選手たちにとっては良い経験となったことは間違いないだろう。この悔しさをバネに、秋に成長した姿を、もう一度この全国の舞台で見せてもらいたい。

(記事=童野翔也、写真=遠藤匠真・童野翔也)

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