2024年度秋季リーグ戦 対二松学舎大学 9月6日 於・横山球場
◆結果◆
二松学舎大 000 000 000 / 0
青 学 大 002 200 22× / 8
◆出場選手◆
1 遊 前田祥通 中京大中京
2 中 柳澤良汰 城東
3 二 小川亮央 青山学院
4 左 河野集 日大鶴ヶ丘
5 三 松本大馳 市ヶ尾
6 捕 鈴木暢 麻溝台
7 指 渡辺堅成 旭川明成
8 右 根本基平 鎌倉学園
9 一 笹原勇希 早稲田佐賀
P 太古直希 市ヶ尾 →飯島廣和 桐朋
晴天の中ついに開幕した秋季リーグ。青学大の開幕戦の相手は二松学舎大学であった。試合は3回に青学大が小川亮央(電3=青山学院)のタイムリー二塁打で先制すると打線が繋がり計8得点。投げては先発の太古直希(社2=市ヶ尾)が8回無失点の好投。二番手の飯島廣和(社1=桐朋)も無失点に抑え完封リレーを披露。見事青学大が8−0で勝利を収めた。
青学大の先発のマウンドに上がったのは左のエース太古。太古は初回、先頭打者に二塁打を浴び試合開始早々にピンチを招くも後続をダブルプレーに打ち取りこの回を無失点で切り抜けた。
先制点を挙げたい青学大打線は2回、相手のエラーと四球で二死一、二塁のチャンスを作るも後続が倒れ、この回は無得点に終わる。
試合が動いたのは3回であった。二死一塁の場面で3番小川が放った打球はレフトへ。これがレフトの頭上を越える二塁打となり一塁ランナーの笹原勇希(法3=早稲田佐賀)が一気に生還。青学大は先制に成功した。なおも二死二塁として4番河野集(物2=日大鶴ヶ丘)もタイムリーヒットを放ち青学大はこの回2点を奪取した。
青学大の攻勢はまだ止まらない。続く4回、8番根本基平(営1=鎌倉学園)が三塁打を放つと9番笹原が放った打球はサードのエラーを誘い1点を追加。さらに1番前田祥通(済3=中京大中京)がレフトへタイムリー二塁打を放ちさらに1点を追加。青学大は4−0とリードを広げた。
援護を受けた先発の太古は快投を披露。7回まで二松学舎大打線をわずか1安打に抑え込み、相手に付け込む隙を与えない。
すると7回裏、青学大はエラーと送りバントで一死二塁のチャンスを作ると、松本大馳(社1=市ヶ尾)のタイムリー二塁打と鈴木暢(機2=麻溝台)のタイムリーで2点を奪い、6−0とした。
続く8回裏、青学大は一死から9番笹原がヒットで出塁すると、1番前田が右中間を破るタイムリー三塁打を放ち、さらに2番柳澤良汰(地2=城東)がタイムリーを放つなど点差を8点に広げた。
9回表、青学大のマウンドには一年生右腕・飯島廣和(社1=桐朋)が上がった。公式戦初登板となった飯島は2者連続で死球を与え一、二塁のピンチを招く。しかし、最後はライトフライに打ち取るとスタートしていた二塁ランナーが戻りきれずダブルプレーで試合終了。青学大は8−0で勝利を収めた。
秋季リーグ開幕戦を見事完封勝利で飾った青学大。春季あと一歩のところで逃した全国大会出場に向け突き進む彼らの戦いが今、始まった。
(記事・写真=山城瑛亮)
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