【ハンドボール】秋季リーグ開幕!完璧なスタートを切る!

ハンドボール
シュートを放つ森川

関東学生ハンドボール連盟2022秋季リーグ 8月27日 於・関東学院大学金沢文庫キャンパス

◆結果◆
青学大 46ー15 一橋大
前半  26ー8
後半  20ー7

◆ メンバー◆
2.赤羽洸星  2得点
3.内山涼太  8得点
4.石山駿斗  1得点
6.榊原英志  8得点
9.柴田朗英  1得点
10.山川翔大
13.坂直哉   14得点
14.穂苅和紀  4得点
15.玉井岳人 4得点
16.戸谷崇志(主将)
19.三木康平
20.森川雅美智 4得点
21.北島健
22.井ノ口裕貴
23.今中創太

本日開幕した秋季リーグ。青学大は2部リーグ優勝を目指し、加えて1部昇格を目指して戦う。初戦の相手は一橋大学。春季リーグの入れ替え戦を制し、2部に昇格してきた勢いあるチームだ。

しかし、前半のスタートからペースを握ったのは青学大。43秒に1年生の森川が先制点を決めると、そこから青学大優位の試合展開が続く。青学大が目指しているチームスタイル、守って速攻を軸に得点を重ねていく。またセットプレーでもチームの司令塔、#13 坂直哉が中心となり得点を重ねていった。

今季のチームの要は坂

守備の面でも積極的なプレーでパスカットや、相手のパスのミスを誘い得点につなげる場面が多く見られた。結果、前半を26-8という大量リードの状況で終えた。

内山の速攻も目立った

続く後半、前半と同じように青学大の優位は変わらなかった。序盤こそ細かいミスが見られたものの、後半は速攻攻撃を中心に得点を重ねた。結果的に後半も20点を奪い、46-15という大差で勝利を飾った。実は青学大はコロナウイルスの関係で、練習を再開したのが2日前であった。試合前、体力面に不安が残っていたが、徐々に勘を取り戻すことができたと思われる。

今日の試合、エースポジションと呼ばれる左45というポジションを務めたのが1年生の#20 森川雅美智だ。駿台甲府高校から青学大に進み、春のリーグ戦の最終盤でデビューした。青学大の大きな課題が、エースの坂頼みにどうしてもなってしまい、セットプレーでの得点力不足であった。だが、森川にはその課題を払拭する力があると見る。今日の試合も積極的にシュートを打ち、速攻でも多くのスプリントを見せていた。まだまだ自分自身に課題を感じているようであるが、リーグ戦の経験値はまだ少ない。秋季リーグの後半には入れ替え戦の枠を争う関東学院大や順天堂大との試合が待っている。そこまでにどれだけ経験を積めるか。今日の試合では坂とポストプレイヤーの榊原の連携はバッチリであった。

ポストプレイヤーの榊原

「チームの要の直哉さん(坂)に負けないように頑張ります」と力強く語った森川、1年生の飛躍に期待だ。

シュートを放つ森川

素晴らしいスタートを切った青学大だが、本当の勝負はこれから。主将の戸谷を中心に2部優勝を目指す1ヶ月の激闘は始まったばかりだ。

チームの守護神で主将の戸谷

(記事・写真=遠藤匠真)

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