関東学生ハンドボール連盟2025秋季リーグ 9月21日 於・駿河台大学
◆結果◆
青学大 26ー33 明星大
前半 13ー17
後半 13ー16
◆ メンバー◆
1.齋藤慧遵
6.北島健 7得点
7.谷間朝日
8.平野諭
9.小山尚人 1得点
10.丸吉瑛太 6得点
12.今村航大
15.川上颯一朗
16.今中創太
17.マレルライアン
18.長谷部陽太 7得点
20.平良響 5得点
秋季リーグ第7戦。青学大は、森川雅美智(マ4)が出場停止、スタメンバックの勝村海生(営2)と山田晃綺(営1)が負傷で欠場し、万全の布陣とはならなかった。今シーズン1勝5敗と、後がない状況で迎えた一戦。相手は、春季リーグで敗れた明星大学。

円陣を組む青学大
前半開始直後、青学大は明星大に先制点を許す。直後、青学大はシュートを放つも惜しくもゴールを外す。しかし、こぼれ球に素早く反応した北島健(営4)が飛び込み、リバウンドを押し込み、得点を奪った。青学大は、明星大のファウルでチャンスを得るも、堅い守備に阻まれ、逆にカウンターで失点してしまう。これを機に、明星大は4連続得点を果たし、7分には、点差が5点に広がってしまう。北島・小山尚人(法3)・丸吉瑛太(法3)・平良響(教2)を中心に得点を重ねるも、明星大の猛攻は止まらず、点差が思うように縮まらない。16分、北島が飛び出して決定機を迎えるも、強く放ったシュートは惜しくも相手キーパーに弾かれてしまう。17分には平野諭(法2)が鋭いミドルシュートを放つが、これも相手キーパーに阻まれてしまう。その後も、互角の攻防を繰り広げ、点差は詰まらぬまま、青学大は4点ビハインドで前半を終えた。

シュートを放つ平良

シュートを放つ北島
後半開始直後、丸吉が得点を決めた。明星大に2点返されるも、長谷部陽太(教2)が連続得点を挙げ、必死に食らいつく。後半5分と10分には、GKの齋藤慧遵(マ2)が明星大の猛攻を好セーブで防ぎ、ピンチを凌いだ。青学大はタイムアウト後、勢いを取り戻し、明星大の堅いディフェンスを突破してゴールネットを揺らした。しかし、1点を奪えば1点を返される展開が続き、前半同様に点差が思うように縮まらない。28分には、明星大に7mスローを決められてしまう。その後も着実に得点を重ねたものの、点差を詰めることができず、最終的に7点差で敗れた。

ハイタッチを交わす北島と丸吉

シュートを放つ長谷部

シュートを放つ今中創太(済4)
本試合、青学大は普段とは異なるディフェンスシステムとオフェンスの形で挑んだ。4年生の北島を軸に攻めるも、明星大にパスカットされ、青学大が攻めあぐねる展開が多く見られた。秋季リーグも残すはあと2試合。相手は春季リーグ2位の法政大と3位の関学大だ。
1部昇格の夢は潰えたが、実力者を相手に持ち味である積極的なオフェンスを貫き、昨季リーグトップの意地をみせたい。青学大の逆襲に注目が集まる。
(記事=竹田集, 写真=竹田集・久保颯一朗)
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