関東大学対抗戦A 対早稲田大 9月10日 於・駒沢オリンピック公園陸上競技場
◆結果◆
●青学大8ー38早稲田大〇
前半3-7
後半5-31
◆メンバー◆
1 田中創太郎
2 田中太陽
3 安部駿亮
4 渡邊元樹
5 江金海
6 田口遼馬
7 八尋祥吾
8 辻村康
9 宮下賢志
10 青沼駿昌
11 小田原廉
12 桑田敬士郎
13 金澤春樹
14 榎本拓真
15 田口公暉
16 田中優光
17 久野太嗣
18 寺本哲盛
19 荒川真斗
20 小川智大
21 山同光
22 下村滉志郎
23 金子漢佑
9月に入っても厳しい残暑が続く中、今年も関東大学対抗戦が開幕した。強豪ひしめくAグループに属する青学大は初戦を早稲田大と戦った。
序盤は青学大の守備が冴え、早稲田大に攻撃のチャンスを作らせない。しばらく膠着状態が続いた後、ディフェンス陣の間を上手く抜けられ前半17分に先制のトライを許してしまう。
青学大もなかなかチャンスを作れない反面、早稲田大にも思うような攻撃をさせず、31分に得たペナルティキックで3点を返すことに成功する。その後も動きなく、強豪・早稲田大と前半を3-7の接戦で折り返す。
後半戦でも食らいついていきたい青学大。しかし前半のようにはいかず、一方的に攻め込まれる展開を許してしまう。後半開始早々ピンチを招くと、そのままトライを許し4分に失点。その後も18分、26分、34分、38分と立て続けにトライを許し、3-38と大きく突き放されてしまう。
点差は大きく開いてしまったが、青学大の選手はトライを決められた後も「まだ時間あるよ!」「最後までしっかり走ろう!」と常に前向きな姿勢を崩さなかった。38分のトライを決められた後、青学大は何度かチャンスを演出するもなかなか早稲田大の強力なディフェンスを崩せない。逆転が厳しくなった中でも果敢に攻め続けた青学大は後半45分、意地のトライを決める。
#10青沼駿昌のトライで5点を加え8-38としたところでノーサイドに。後半はディフェンスが崩され攻め込まれてしまったが、前半は相手に思うような攻撃をさせず守備が光った。攻撃面ではわずか1トライに抑えられながらも、何度もチャンスを作って果敢に攻め込んだ。
次戦も言わずと知れたラグビーの強豪である帝京大学と対戦。この一週間で課題を改善し、対抗戦初勝利を飾りたい。
(記事・写真=渋谷聡志、家永萌)
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