【女子バレーボール】順天堂に勝利!リーグ優勝に向けての快進撃!

女子バレーボール

2024年度秋季関東大学女子1部バレーボールリーグ戦 対順天堂大 9月29日
於青山学院大学記念館

結果

○青学大3-1順天堂大●

第1セット 25―18

第2セット 17―25

第3セット 25―22

第4セット 25―16

メンバー

1, 谷島花虹
2, 小原凜乃
3, 鉾久香凛
4, 渡邉百香
5, エドックポロかれん
6, 奥山日香里
7, 高橋美鈴
8, 井上美虹
9, 鷲谷夏希
10, 藤森こころ
11, 岸川蘭
13, 佐村真唯
14, 永井楓
15, 木原未稀
16, 平ヴィヴィアンチディンマ
17, 中田愛那
18, 木下結稀
19, 扇谷葵衣
20, 松本澪奈
21, 伊藤鈴夏
22, 西澤希愛
23, 土橋由里子
24, 河本菜々子
25, 平根彩雪
26, 齋藤未来


9月29日、秋季リーグも第8戦目となり終盤を迎える中で、青学大のホームにて順天堂大との一戦。2セット目を惜しくも落としてしまったものの、続くセットも楽しむ気持ちを忘れず、白熱した試合の末、勝利を収めた。

♦第1セット♦

試合序盤は青学大が1点リードする形で進んでいった。どうにかして点差を上手く広げていきたい青学大。順天堂大のレシーブやブロードに苦しめられるが、ロングラリーや強烈スパイクを打ち放ち、試合中盤には、4点差をつけ相手を突き放していく。中でも土橋由里子(法1)のクロス方向へのスパイクや、リベロである伊藤鈴夏(教3)がトスを上げる場面が見られ、観客席からは歓声が湧き上がった。最終的には、相手に7点差をつけ25-18でこのセットを勝ち取った。

トスをあげる伊藤

♦第2セット♦
土橋が放つアタックからブロックまで繊細なコントロールによってポイントを先取していた青学大。しかし、青学大の連続するサーブミスを皮切りに相手が隙をついて容赦ない攻撃を続けてきた。そこに、エドックポロかれん(比4)と高橋美鈴(総4)によるブロックのコンビネーションが立ちはだかり、点数が入るのを阻止する。その後、青学大は攻撃を防ごうとするも、ブロックアウトを連発し、高橋による2連続ポイントも空しく、順天堂大に8点差でセットを落とした。

1年生ながら堂々としたプレーを見せた土橋

♦第3セット♦

序盤から長いラリーで始まった第3セット。青学大の強みである「泥臭いバレー」でなんとか拾い続け、高橋が相手のブロックを巧みに利用し、ボールをコート外に大きく出し1点を掴む。続いてエドックポロが体の向きとは逆方向にフェイントを落とすというクレバーなプレーを見せ、チームを活気づける。中盤、佐村真唯(史3)が相手を崩すサーブを何本も打ち、サーブ権を相手に譲らない。流れを掴んだ青学大は4連続得点を手にする。25点目は青学大が冷静にラインジャッジをして2セットを先取した。

力強いスパイクを放つ高橋

♦第4セット♦

このセットを取れば勝利できる青学大は足掻く順天堂大と白熱したラリーを展開していく。伊藤、河本菜々子(史1)が打ち上げるトスを佐村が確実に決めるアタックは次々に得点をもたらした。中盤、青学大が4点リードして13点目を迎えるも、1球も無駄にしない姿勢で高橋がコート外までボールに食らいつき、土橋が連携するプレーが見られた。そして、迎えた25点目、相手に10点差をつけた状態で攻防戦が続くも佐村がブロックで粘り、ラストを高橋が強烈アタックを決めて青学大が白星を並べた。

安定感のあるプレーを見せた佐村

 

 

 

~佐村選手(史3)へのインタビュー~
―今日の試合を振り返ってどうでしたか?

チームとして手応えの多い試合となりました。一人ひとりが点を取るためにハードワークをし、感情をむき出しにすることによってチームに勢いがつき、結果勝つことができて嬉しいです。

―第2セットでは、相手の順天堂大学に苦しめられる場面も見られましたが、第3セットからはどのように気持ちを切り替えていきましたか?

2セット目の後のセット間で、冷静にそのセットを分析して、3セット目以降どういうバレーボールをするか明確にしました。取られたことに気持ちを左右されるのではなく、どうして取られたのか、次どうするかを考えたので、気持ちの部分での迷いや不安はありませんでした。

―今回の試合では、守備の面が特に良かったと思うのですが、どのような練習が今回の結果に繋がったと思いますか?

普段から、上げられないボールはないと思って練習しているので、絶対に拾って決めさせるという意識が今回の結果につながったのかなと思います。

―残りの試合では何を意識していきたいですか?

「優勝」が見えてくるリーグ後半戦、さらに気を引き締めて、試合で最高のパフォーマンスができる準備をしていきます。どのような状況でもやるべきことは変わらないので、泥臭く相手を翻弄する青学バレーで闘い、プレーをする私たちが1番に楽しんで面白がって勝負に勝っていきたいです。

~土橋選手(法1)へのインタビュー~
―今日の試合を振り返ってどうでしたか?

日々の練習で相手の対策をしてきて、しっかりとその成果を出せてチームとしても大事な一勝を勝ち取ることができてよかったです。個人的にも、思いっきり攻めたプレーができたと思います。

―土橋さんの観客席にも聞こえるアタック音やレシーブの姿勢が印象的でした!!普段からどのような練習をしているのでしょうか?また、今回の試合でそのような姿勢で挑めたことにどのような思いがありますか?

今回の相手の順天堂大学は、春季リーグで負けていたのでリベンジでもあり、優勝の為にも絶対に勝ちたい試合だったので特に強い気持ちで挑みました。スパイクに関しては、日頃の練習から試合をイメージして大事な場面で決められるように常に攻めの選択を取るように意識しています。レシーブに関しては、青学は守備が強みのチームでレシーブからリズムを作るチームなのでそういう部分でしっかり自分から流れを作っていこうという思いでやりました。練習でもお互いに、レシーブの繋ぎの部分を大事にして声をかけあって練習しています。

―第2セットでは、相手の順天堂大学に苦しめられる場面も見られましたが、第3セットからはどのように気持ちを切り替えていきましたか?

第2セットは自分たちからのミスを多く出してしまって、攻めの体制を作れていなくて落としてしまったセットだったと思うので、3セット目からはもう一度1本1本全員が勝負して攻めていくのと粘り強くプレーしていこうというのをみんなで声をかけあって、目を合わせながら気持ちを切り替えていくことができました。

―残りの試合では何を意識していきたいですか?

残りの試合も絶対に3戦を勝ちきって優勝する為に、目の前の1戦1戦に集中して、青学の強みであるチーム力を存分に発揮できるように自分もこれまで以上に勝負強くなっていきたいし、大事なところで決めきれるようにしていきたいです。あとは1年生らしく明るくコートを駆け回ってチームを盛り上げることも意識してプレーしたいと思います。

(記事・写真=四俣蒼夕,半田久瑠実,中村杏美)

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