第100回関東大学バスケットボールリーグ戦(2部) 対埼玉工業大 10月5日於上武大学伊勢崎キャンパス
◆結果◆
青学大〇77-70●埼玉工業大
1Q 24-18
2Q 18-16
3Q 22-17
4Q 13-19
◆スターティングメンバー◆
#2 漆山蓮
#7 進翔太
#23 加藤大智
#35 オドゲレル・トルガ
#12 広瀬洸生
オータムリーグ1巡目が先週終わり今週から2巡目が始まった。第12戦はオータムリーグ初戦であたった埼玉工業大との試合となった。試合は序盤から両者一歩も譲らない接戦となったが青学大が粘り白星をあげた。
第1Qは埼玉工業大ボールからスタート。埼玉工業大に2点を先制されるも#35オドゲレル(物3)がドライブシュートで2点を決め返す。その後両チーム点の取り合いとなる。埼玉工業大が得点を決めると#35オドゲレルや#12広瀬(総2)がドライブシュートで決め返す。一進一退の攻防が続くが#9上野山(法2)のナイスディフェンスの甲斐もあり、24-18の6点リードで第2Qへ。
第2Qは青学大ボールからスタート。埼玉工業大に先制を取られるも#3新井(総3)が連続で得点を決め点差を縮めさせない。#3新井のアシストパスや#77芦田(国経2)の得点で点数を重ねる青学大だったが埼玉工業大も食らいつき、思うように点差が離れず41-34の7点リードで前半を終える。
第3Qは埼玉工業大ボールからスタートするが#35オドゲレルが埼玉工業大のボールをカットし#7進(法4)がゴール下のプレーからフリースローを獲得し先制。開始5分30秒のタイムアウト明け#2漆山(総4)の2ポイントシュートや#21ウォーレン(国経3)の得点で青学大の流れを手繰り寄せ点差を広げ64-51の13点差で最終第4Qへ。
第4Qは青学大ボールからスタート。#77芦田のパスを受けた#15能代(コ2)のシュートで先制するが、そこからしばらく青学大の得点が入らない状態が続く。開始3分過ぎ、#3新井が2ポイントシュートを決め得点が動き始める。#3新井、#35オドゲレルが3ポイントシュートで得点を重ねるが開始6分のタイムアウト明け、一時6点差まで迫られてしまう。それでも落ち着いたボール回しで試合を進め77-70で接戦を制した。
試合後のインタビューで#3新井は「自分たちのバスケがあまり出来ず、ゲームの内容はあまり良くなかった」と振り返り、個人としても「#2漆山のファールがかさみ自分のプレータイムが増えたことに対する自分のすべき最低限のことは出来たが、ボール運びを含めゲームコントロールをもっとしっかりしたかった」と話した。明日の法政大との試合について聞かれると「1巡目で敗戦したが(敗戦した試合は)勝てる試合だったし、リーグ戦の順位のためにも重要な試合になる」と述べたうえで「絶対勝つ」と力強く答えた。
オータムリーグも折り返しの2巡目が始まった。今試合は両チームとも流れを譲ることなく終始手に汗を握る試合が繰り広げられた。大混戦となっている2部リーグの上位。一瞬たりとも気の抜けない試合が続く。
(記事・写真=二瓶優輝)
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