第100回関東大学バスケットボールリーグ戦(2部) 対早稲田大 11月3日於順天堂大学さくらキャンパス
◆結果◆
青学大●60-77〇早稲田大
1Q 16-18
2Q 25-15
3Q 9-18
4Q 10-26
◆スターティングメンバー◆
#2 漆山蓮
#7 進翔太
#25 星賀舞也
#35 オドゲレル・トルガ
#12 広瀬洸生
計22試合行われるオータムリーグも最終戦となった。最終戦の相手は今シーズン1勝1敗の早稲田大。互いに2部優勝がかかるまさに最終戦にふさわしい組み合わせとなった。試合は第1Qから競る展開となった。前半をリードで終えるも続く第3Qで早稲田大の追い上げにあい、第4Qで早稲田大の流れを断つことができず60-77で惜しくも敗れ2部2位で幕を閉じた。
第1Qは青学大ボールからスタートするが早稲田大に2本連続で得点を決められてしまう。それでも#35オドゲレル(数3)がドライブシュートからのフリースローで得点を決め返す。その後点差が詰まらない時間が続くが開始7分のタイムアウト明け、#25星賀(社3)と#2漆山(総4)の連続3ポイントシュートに続けて#2漆山の速攻で一気に6点を奪取し逆転。そのまま逃げ切りたい青学大だったが残り30秒を切った時、早稲田大に3ポイントシュートを決められ16-18の2点ビハインドで第2Qへ。
第2Qは早稲田大ボールからスタート。早稲田大にフリースローで先制を許すも#35オドゲレルが緩急をつけたドライブからのターンシュートで得点。その後早稲田大に得点を決められても#7進(法4)のゴール下のシュート、#2漆山のドライブアタック、#25星賀の3ポイントシュートなど青学大もシュートを決め返し両チーム譲らない展開となる。残り2分を切り、#3新井(総3)がドライブシュートを2本連続で成功させ41-33の8点リードで前半を終える。
第3Qは早稲田大ボールからスタート。早稲田大に先制点を取られるも#7進がオフェンスリバウンドからの得点で点差を縮めさせない。その後も#7進を中心に体を張ったプレーで得点を重ね優勢に試合を進めるが、残り3分を切り早稲田大に連続で得点を決められ点差が縮まってしまう。残り10秒の早稲田大のフリースローで逆転を許し50-51の1点ビハインドで最終第4Qへ。
第4Qは青学大ボールからスタート。早稲田大に先制点を取られるが#2漆山の3ポイントシュートやドライブシュートで食らいつく。その後一進一退の攻防が続くが残り3分、早稲田大の猛攻で一気に得点を決められる。青学大も3ポイントシュートやドライブで反撃を狙うが得点に繋がらず60-77で試合終了のブザーが鳴り響いた。
試合後#2漆山は「負けて悔しい」と悔しさを滲ませた。試合について「特に3Qで上手く嚙み合わなかったところがあり、そこで早稲田大に流れを渡してしまった。個人としても、そこに対して声を掛けられなかった」と今試合を振り返った。一方で1巡目と比較し「”我慢強さ”や”走るバスケ”といった自分たちが大切にしたいところが良くなってきた」と成長を感じていた。2日後に始まる入れ替え戦に向け「オータムリーグを通じて改善できたところは継続させつつ、試合を通して出てきた課題を修正して試合を行いたい。また、最終的には気持ちが大切になると思うので絶対勝つ気持ちを持って挑みたい」と意気込んだ。
約2か月半にかけて行われたオータムリーグも遂に終了した。結果は16勝6敗で2部2位と、惜しくも目標に掲げた2部優勝には届かなかった。しかし1巡目終了時点の5位から2巡目では挽回し、入れ替え戦出場圏内の2位まで順位を大きく押し上げた。2日後に始まる入れ替え戦に向け、気持ちを切り替え2年ぶりの1部昇格に向け頑張ってほしい。
(記事・写真=二瓶優輝)
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