関東大学対抗戦Aグループ 第10節 対日本体育大 11月17日 於・AGFフィールド
◆結果◆
〇青学大36{10ー0、26ー19}19 日体大●
◆メンバー◆
1木村陽太
2田中太陽
3安部駿亮
4荒川真斗
5梁取駿太
6松嵜天晴
7八尋祥吾
8内藤基
9小林純岳
10青沼駿昌
11山本啓太
12河村凌馬/主将
13榎本拓真
14白石颯
15井上晴生
16中山健太郎
17松下稜
18相川拓也
19後藤大輝
20角谷銀次朗
21平澤温人
22平岡勝凱
23川端航聖
ラグビーの関東大学対抗戦Aグループは11月17日に第10節があり、青学大は日体大と対戦した。日体大の攻撃を抑えながら、自らもトライを重ねる安定した試合運びが光り36-19で勝利を収めた。この試合は青学大にとってシーズン2勝目となり、悲願の大学選手権出場の可能性を十分に残した。
〈前半〉
序盤は日体大の強いプレッシャーによって自陣深くまで追い込まれ、先制点献上のピンチを招くも、青学大は堅実なディフェンスで相手に流れを渡さない。試合が動いたのは前半35分。SO・青沼駿昌(営4)のキックをWTB・川端航聖(地4)がゴールラインに飛び込んでキャッチ。先制トライに成功した。
青学大は自陣を攻め込まれ、ピンチを招くも相手のパスをHO・内藤基(法3)がインターセプト。キャッチするとそのまま90ⅿ以上のランで一気に敵陣に攻め込みトライ。このビックプレーには大歓声に沸いた。青学大は10-0とリードして前半を折り返す。
〈後半〉
迎えた後半。日体大の正確なパスワークとスピードが光り、ディフェンスの間を搔い潜られトライを許す。
一時3点差まで詰められるも、渾身のディフェンスそして果敢なアタックで相手に流れを渡さない。
ラインアウトからボールをキャッチすると相手の意表を突くパスで相手を惑わせる。その間にHO・田中太陽(史3)が押し込みそのままトライ。
青学大は、スクラムやモールで安定した攻撃を見せるとともに、力強いタックルなどを活かした展開で試合終了間際に田中、LO・後藤大輝(総4)のトライ、青沼のコンバージョンキックの成功によって追加点を重ねた。
日体大からの猛攻を振り切り、36‐19でこの試合をものにした。青学大は筑波大戦に続き、リーグ2勝目を飾ると同時に勝ち点を伸ばし、悲願の選手権出場に望みをつなげた。
試合の中で印象に残るプレーをした選手に贈られるプレイヤーオブザマッチには内藤が選出された。
創部100周年となる節目の今年は31年ぶりに筑波大学戦を制すなど、歴史に新たな1ページを刻む成果を挙げている。最終節となる次戦は12月1日熊谷ラグビー場にて立教大学と対戦する。創部以来積み重ねてきた伝統と誇りを胸に1994年以来の大学選手権出場、そして「全国大学選手権8強」という目標の達成に向けた大事な一戦から目が離せない。
(記事・写真=比留間詩桜)
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