【ラグビー】序盤リードも後半失速 新体制初陣は筑波大に敗戦 

ラグビー

第14回関東大学春季交流大会Bグループ 第1節 対筑波大 4月20日 於・青山学院大学緑が丘グラウンド

◆結果◆

●青学大14{14ー14、0ー31}45 筑波大〇

◆メンバー◆

1木村陽太
2田中太陽
3相川拓也
4下田秩
5梁取駿太
6角谷銀次朗
7八尋祥吾/主将
8内藤基
9小林純岳
10井上晴生
11三田元気
12袖山遼平
13山田壮
14山本啓太
15白石颯
16中山健太郎
17松下稜
18中林幹太
19宗像純
20長谷川永和
21櫻井愛世
22髙村光佑
23穴澤開
24勝田惟吹
25久富洋希
26幸内良真


青学大の春季交流大会初戦は、の強豪・筑波大との一戦となった。試合は序盤、青学大が見せ場を作り、角谷銀次朗(コ2)のトライで先制すると、続けて14分には小林純岳(社4)がインゴールを駆け抜け、14-0とリードを広げた。しかし筑波大のアグレッシブな攻撃に対し、防御が後手に回り始め、なかなか攻めの形をつくれなかった。序盤の良い流れを最後まで保つことができず、14-45での逆転負けを喫した。春季交流大会の白星スタートとはならなかった。

試合後検討を称え合う選手たち

春季交流大会の初戦は筑波大。昨年31年ぶりに勝利をあげた強敵を相手に再び勝利を飾れるかが注目された一戦だった。

前半は青学大が試合の主導権を握る。前半序盤、相手の一瞬の隙を突いて角谷銀次朗(コ2)が力強いステップで抜け出すと、そのままゴールへと飛び込む先制トライを決めた。会場が湧く中、キッカー・井上晴生(法2)は落ち着いてコンバージョンゴールを決め、7-0とリードを奪う。

先制トライを決めた角谷

勢いに乗る青学大は、その後もアグレッシブなプレーで攻撃の手を緩めない。敵陣深くまで迫り、フォワードとバックスが連動したパスワークで徐々にゲインを重ねる。粘り強く攻め続けた末、小林純岳(社4)が執念のトライを決めると、再び井上がコンバージョンを成功。強豪・筑波大を相手に、14-0と理想的な展開に。

井上は冷静なキックを披露

しかし、筑波大も簡単には引き下がらない。フィールドを広く使い、スピードと展開力を活かしたプレーで青学大のディフェンスを揺さぶる。青学大は懸命に食らいつくも、相手のテンポの良い展開に対応しきれない場面が増えていった。

それでも、青学大は粘り強さを見せる。一度は相手のボールを角谷が鋭い読みで奪い、敵陣まで一気に切り込むビッグプレーを見せる。これには歓声が上がったものの、その後の連続攻撃は筑波の固いディフェンスに阻まれ、追加点を挙げるには至らなかった。

角谷は好機を演出した

次戦は5月4日、流経大と対戦する。今日の試合の反省を生かし、春季初白星を飾ることができるか。

(記事=比留間詩桜、写真=半田久瑠実・比留間詩桜)

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