第16回絆記録挑戦会 9月24日 於・町田市立陸上競技場
今年度最後となる絆記録会が行われた。青学大からは35名が出場。合宿直後のレースとなるも、8名が自己ベストを更新。直前に迫る出雲駅伝に向けて上々の仕上がりを見せた。また、自己ベスト更新者の半数以上が出雲駅伝の登録メンバーから外れているため、部内の競争はより一層激しくなっていくに違いない。
◆結果◆
5000m
3組
6着 岡本龍聖(史3=鹿児島城西)14:29.59
23着 村岡大雅(史1=須磨学園) 15:07.86
5000m3組は2名が出場。スタート直後から2名とも集団の中央部に位置しレースを展開する。中でも岡本は1000m通過後は常に上位に位置し終始積極的なレース運びを見せ、「岡本!(14分)20秒台目指すぞ!」という声も飛んだ。ゴール直前まで鬼気迫る走りを見せフィニッシュ。一方の村岡もトップから離されるも前に喰らいつく懸命な走りを見せた。

3組で学内1着でフィニッシュした岡本
4組
2着 花本史龍(コ3=大牟田) 14:05.49 PB!!
9着 浜川舜斗(地3=仙台育英)14:14.17
12着 笹川洸成(国経3=学法石川)14:21.18
13着 村上直弥(社3=九州学院)14:22.91
14着 大島福(コ1=佐野日大)14:23.41
16着 石原正翔(地4=八千代松陰)14:30.77
18着 徳本陽(地2=東農大二)14:38.40
20着 日向春空(コ1=城西大城西)14:43.15
22着 船越碧(社2=九州学院)14:49.97
24着 西澤マハロ(地3=洛南)15:08.46
26着 坂本康太(営1=京都外大西)15:28.17
続く4組は花本が高校時に記録した自己ベストを更新。また、上位に3年生が名を連ね上級生としての強さを見せた。レース中盤までは浜川、大島、村上らがレースを引っ張る展開となる。その後は順位変動が激しくなるが、最後の1周で花本が猛烈なスパートを見せる。前の3人を抜き去りフィニッシュ。2着に入る素晴らしい走りを見せた。

4組で学内1着でフィニッシュした花本
5組
5着 福冨翔(教2=須磨学園)14:05.11 PB!!
9着 上野山拳士朗(国経1=和歌山北)14:06.85 PB!!
10着 佐藤愛斗(コ2=小林)14:09.95
18着 神田大地(法4=東北)14:16.83
22着 植村真登(国経1=いわき秀英)14:21.34
26着 橋本昊太(営2=滋賀学園)14:26.38
29着 遠藤大成(コ2=佐久長聖)14:30.05
31着 中村海斗(コ3=世羅)14:39.90
5組ではスタート直後から中村がレースを引っ張る。中盤以降は佐藤愛斗、植村、上野山が先頭集団を形成する。終盤に入ると、福冨が先頭に立ちレースを先導していき、そのまま5組学内トップでフィニッシュ。この組では福冨、上野山が自己ベストを更新する快走を見せた。

5組で学内1着でフィニッシュした福冨
6組
1着 黒田朝日(地4=玉野光南)13:34.01
3着 小河原陽琉(総2=八千代松陰)13:41.76 PB!!
5着 神邑亮佑(社1=八千代松陰)13:43.99 PB!!
11着 熊井渓人(総3=須磨学園)13:48.28 PB!!
12着 飯田翔大(社2=出水中央)13:48.45
14着 塩出翔太(教4=世羅)13:49.56 PB!!
15着 椙山一颯(コ1=九州学院)13:49.89
16着 平松享祐(法3=中部大一)13:50.04
18着 佐藤有一(史4=拓大一)13:53.61 PB!!
19着 安島莉玖(社2=大垣日大)13:54.09
21着 折田壮太(コ2=須磨学園)13:58.77
22着 荒巻朋熙(コ4=大牟田)14:04.31
23着 鳥井健太(営3=清風)14:04.80
26着 宇田川瞬矢(総4=東農大三)14:16.66
最終6組は5人が自己ベストを更新し、戦力の充実度が推し量れるとてもハイレベルなレースとなった。レース序盤は宇田川が先頭を走っていたが、2000m通過後から黒田がペースを上げて先頭に立つ。その後は黒田がトップを明け渡さず、独走状態のままフィニッシュ。黒田の走りから、主将として結果でチームを引っ張っていこうとする決意の表れが垣間見えた。また、小河原、神邑、熊井、塩出、佐藤有一が自己ベストを更新。中でも1年生ながら出雲駅伝のエントリーメンバー入りを果たした神邑は自己ベストを30秒以上も更新する好走を見せた。

6組で1着でフィニッシュした黒田朝日
今シーズンの青学大陸上競技部長距離ブロックのスローガンは「王者の挑戦〜俺が青学を勝たせる〜」である。このスローガンを胸に3大駅伝3冠を目指す青学大。エースで主将の黒田を筆頭に今年も充実した戦力を備えて迎える駅伝シーズン。直近に迫る出雲駅伝では2018年以来、優勝からは遠ざかっている。7年ぶりの頂点へ。青学大陸上競技部長距離ブロックの「3冠」への挑戦が始動する。
(記事=久保颯一朗、写真=成田紗耶加・久保颯一朗)
以下ではツイートには載せることの出なかった写真を掲載します!選手の気迫のこもった走りや応援、サポートをする選手たちの写真を是非ご覧下さい!

応援する右から大須賀風葵(社4=福岡大大濠)、鶴川正也(25総卒=九州学院)、本間創(教3=國學院久我山)

激走後の選手たち

応援する右から松下勇樹(コ4=創成館)、池澤悠冬(社3=八千代松陰)、德澄遼仁(社4=九州学院)

チームを支える女子マネージャー岩澤凛(コ4)
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