【男子バスケットボール】猛追するも反撃叶わず東海大に惜敗

男子バスケットボール

第101回関東大学バスケットボールリーグ戦  対東海大  9月28日於国立代々木競技場第二体育館

 

◆結果◆

青学大●82-84○東海大

1Q  22-26

2Q  14-22

3Q  28-19

4Q  18-17

 

◆スターティングメンバー◆

#3  新井翔太

#12  広瀬洸生

#17 北條彪之介

#23  加藤大智

#35  オドゲレル・トルガ

 

オータムリーグ1巡目最後となる第11節の相手は5月のスプリングトーナメントで接戦の末敗れた東海大。第2Qに東海大に流れを掴まれ点差が広がるが第3Qに圧巻の攻撃で東海大を猛追する。最後までどちらが勝つか分からない試合となったが一歩及ばず東海大に軍配が上がった。

 

第1Qは青学大ボールからスタート。最初のシュートは惜しくもゴールに弾かれ東海大に先制点を許すが#23加藤(コ4)がすぐにドライブシュートを決め返す。第1Q前半は東海大に流れが傾くが中盤のタイムアウト明け、#35オドゲレル(数4)の3ポイントシュートを皮切りに青学大の攻撃も徐々に勢いづく。積極的な攻撃を仕掛け得点を重ねる青学大だったが東海大も着実に得点を決め22-26の4点ビハインドで第2Qへ。

積極的な攻撃でチームを鼓舞した#35オドゲレル

 

第2Qは東海大ボールからスタート。開始30秒息の合ったプレーで今試合好調の#15能代(コ3)がゴール下で先制すると、続けて3ポイントシュートを決める。両者ルーズボールなど積極的にボールを追い続け拮抗した展開が続く。開始4分30秒には#77芦田(国経3)が3ポイントシュートを決めるも、パスミスやターンオーバーを許し堪らず青学大はタイムアウトを取る。第2Q残り3分#12広瀬(総3)が冷静にフリースローを沈め、流れを引き寄せようと試みるが及ばず36-48の12点ビハインドで前半を終える。

第2Q初めの連続得点で青学大を勢いづけた#15能代

 

第3Qは東海大ボールからスタート。開始30秒、#35オドゲレルがドライブで切り込み先制。開始1分30秒にはゲームの鍵を握る#3新井(総4)、#12広瀬が連続で得点を掴み取る。その後ファールやパスミスが重なるが#12広瀬の3ポイントシュートや#3新井のレイアップなどで畳み掛ける。第3Q残り2分30秒、#77芦田がミドルシュートを沈め1点差に迫るもすかさず決め返される。中々点差を詰めることができない時間帯が続くが、残り1秒、#12広瀬がブザービーターを沈め64-67の3点ビハインドで最終第4Qへ。

巧みなハンドリングで観客を沸かせた#3新井

 

第4Qは青学大ボールからスタート。#12広瀬のドライブシュートで青学大が先制。互いにシュートを決め合うが第4Q開始2分30秒、#3新井の3ポイントシュートで再び1点差に。しかし東海大も果敢にゴールに向かい青学大に逆転をさせない。試合残り2分、#12広瀬が連続で得点を決め一気に追い上げるが逆転勝利には届かず82-84で東海大に敗れた。

チームハイの29得点をあげた#12広瀬

 

試合後、#12広瀬は「結果として負けてしまったが点差が離れてしまっても追いつけたりしたことはチームとして成長できた点だと思う。」と試合を振り返った。個人としては「アグレッシブにプレーできたがシュートのフィニッシュが甘かったりしたのでしっかり決め切りたい」と2巡目を見据えての思いを述べた。また、今シーズン公式戦で2度目の対戦となる東海大との試合について「(スプリングトーナメントと比較して)留学生に対する動きや相手の3ポイントシュートの警戒を強化した」と前試合からの対策を語った。

 

今試合でオータムリーグ1巡目が終了した。青学大は現在5勝6敗で1部8位。目標とする”6位以上”にはまだ及ばない。しかし2巡目の結果次第では混戦状態が続く1部で順位の変動は大いに有り得る。来週から始まる2巡目での青学大の躍進を期待したい。

 

(記事・写真=二瓶優輝、遠藤千果)

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