【男子バスケットボール】チーム一丸となって戦うも江戸川大に競り負ける

男子バスケットボール

第100回関東大学バスケットボールリーグ戦(2部) 対江戸川大 9月3日於とどろきアリーナ

 

◆結果◆

青学大●69-70〇江戸川大

1Q 14-15

2Q 29-26

3Q 15-17

4Q 11-12

 

◆スターティングメンバー◆

#7 進翔太

#3 新井翔太

#21 ウォーレン航喜

#12 広瀬洸生

#77 芦田真人

 

オータムリーグ第4戦は江戸川大との1戦となった。前日行われた法政大戦の反省を踏まえ、今回は前日より声が出て活気に溢れていた。試合を通じて流れが目まぐるしく変わる接戦となった今試合。最後まで1点を争うシーソーゲームとなったが無情にも試合終了のブザーがなり江戸川大に敗戦を喫した。

 

第1Q、青学大ボールからスタートするも江戸川大に連続で2点を決められる。#3新井(総3)や#35オドゲレル(物3)が得点するも第1Q前半はなかなかシュートが入らない。また、ディフェンスリバウンドも取りきれず江戸川大に攻撃のチャンスを与えてしまい点差が開き始める。しかし、#6三村(総1)のカットからの#35オドゲレルの得点を契機に青学大が流れに乗り始める。#35オドゲレルを中心としたドライブやディフェンスで江戸川大に迫り、14-15の1点ビハインドで第2Qへ。

コート内でチームメイトに声を掛け指揮を執る#2漆山

 

第2Qは江戸川大の3ポイントシュートから始まった。江戸川大にシュートを決められてもすぐにゴール下のシュートを沈め点差を開かせない。その後もパスを回しながら攻撃の機会を作り出し次々と点数を決める青学大。しかし江戸川大も負けじとシュートを決め返し、江戸川大と点の取り合いとなる。シュートの打ち合いが続いた第2Qだったが、2ポイントシュートも3ポイントシュートも決めた青学大が43-41の2点リードで前半を終える。

他を寄せ付けないスピードでゴールに向かう#2漆山

ゴール下からのシュートで得点を重ねる#21ウォーレン

 

第3Qは青学大ボールからスタート。#3新井がキレのあるドライブで江戸川大のファールを誘発し、フリースローの機会を得る。その後、#21ウォーレン(国経3)、#12広瀬(総2)が連続でシュートを決め点差を広げようとするが、うまく流れに乗り切れず中盤に江戸川大にペースを持っていかれる。#2漆山(総4)や#12広瀬がスピード感ある攻撃で得点を重ねるが点差をつけられず58-58の同点で最終クォーターへ。

積極的なドライブで攻める#12広瀬

 

第4Qは江戸川大ボールからスタートするが、青学大の厳しいディフェンスで24秒バイオレーションを取る。そのまま第4Qを良い流れで維持したかったが江戸川大に3ポイントシュートを決められリードを許す。#23加藤(コ3)がカットや体を張ったリバウンドで青学大の攻撃に繋げるがなかなかシュートが決まらず残り1分で江戸川大に1点リードを許す展開となる。最後まで攻撃を仕掛けるも試合終了のブザーが鳴り69-70の1点差で江戸川大に敗れた。

安定したシュート力を見せつけた#3新井

 

試合後のインタビューで#35オドゲレルは今回の試合を「気持ちの面では勝っていたと思うが集中力を持続することができず、誰かが油断してしまった場面があったことが敗因の一つだと思う」と振り返った。チームの流れに乗れない時間帯に関しては「(流れが悪い時に)我慢して勝ち切ることが今年のチーム内の共通認識」であると述べ「シュートが入らない時も決めるまで打ち続ける」と話した。また、昨日の試合(法政大戦)との違いを聞かれると「昨日よりもアグレッシブにアタックすることができた」と答える一方「自分の強みである爆発力は発揮しきれなかった」と悔しそうに答えた。今後の試合については「我慢して勝ち切る」ことと「選手が各々のポテンシャルを出し切って残りの試合を勝ちにいきたい」と力強く語った。

 

オータムリーグが始まってまだ1週間しか経たないが連日目を離せない試合が続く。今週は週末にも試合が控えておりハードな日程となっているが、疲労を抜きベストな状態で週末の試合に臨み、活気あるプレーでまた会場を沸かせてほしい。

 

(記事・写真=二瓶優輝)

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