第101回関東大学バスケットボールリーグ戦 対神大 10月13日於専修大学生田キャンパス
◆結果◆
青学大〇66-44●神大
1Q 21-20
2Q 10-7
3Q 16-12
4Q 19-5
◆スターティングメンバー◆
#3 新井翔太
#12 広瀬洸生
#17 北條彪之介
#23 加藤大智
#35 オドゲレル・トルガ
オータムリーグ第16節の相手は1巡目に接戦の末勝利した神大。第3Q終了時点で点差は1桁で今試合も接戦となっていたが青学大は気迫のこもったディフェンスで神大の第4Qの得点を5点に抑え一気に差をつけ66-44で神大に勝利した。
第1Qは青学大ボールからスタート。#35オドゲレル(数4)のジャンプシュートで青学大が先制。その後神大にフリースローで連続得点を許すが#35オドゲレルの3ポイントシュート、#17北條(コ2)、#12広瀬(総3)らがすぐにシュートを決め返し主導権を渡さない。しかし第1Q中盤のタイムアウト後、青学大のボールがゴールに弾かれ攻めあぐね神大が徐々に点差を縮めてくる。そして第1Q終了間際、神大に得点を決められ21-20の1点リードで第2Qへ。

鮮やかなパスで仲間のシュートをお膳立てした#3新井
第2Qは神大ボールからスタートするが#12広瀬がディフェンスリバウンドを取りきり、#3新井(総4)のフリースローで青学大が先制。その後も順調に得点を重ね#77芦田(国経3)の速攻からの得点で神大が堪らずタイムアウトを取る。第2Q中盤以降両チーム中々得点が決まらず点数が動かない。第2Q前半の貯金が活きリードは保つが大きく離せず31-27の4点リードで前半を終える。

身長を活かしたプレーで攻守ともにチームに貢献した#23加藤
第3Qは青学大ボールからスタート。#3新井の2ポイントシュートで先制すると点差を広げたい青学大はそのままの勢いで連続で得点を決め一気に神大を突き放す。しかし第3Q後半、神大が立て続けに得点を決め点差が少しずつ縮まり始める。それでもインサイドを中心に果敢に攻撃を仕掛け47-39の8点リードで最終第4Qへ。

身体を張ったプレーでチームのゴール下を支えた#86中武
第4Qは神大ボールからスタート。神大が3ポイントシュートで先制するが青学大も#23加藤(コ4)、#17北條らがすぐに応戦。青学大のあまりの勢いに神大は時間を置かず2度のタイムアウトを取るが1度流れに乗った青学大を止めることは出来ず、青学大は次々とシュートを決め再び神大を突き放す。神大が落としたシュートへのリバウンドもビッグマンを中心に取りに行き66-44で神大に勝利した。

チームハイの17得点を決めた#35オドゲレル
試合後、#23加藤は「全体として良いディフェンスができたし、個人としてディフェンスやリバウンドを頑張り、3連戦の入りが良くなかった分を払拭するようなプレーができた」と振り返った。神大にリバウンドを取られる場面が目立った第1Qから一転して第2Qは青学大がリバウンドで優位に立ったが、そのことについて#23加藤は「竹田監督が「ポジション関係なく皆でリバウンドを取りに行こう」と声を掛けてくれてそのことが第2Q以降の皆の意識に繋がったと思う」と話した。最後に、残り僅かとなったオータムリーグについて「現状維持ではなく少しでも上の順位に上がれるようにチームで向上心を持って試合に移挑みたい」と語った。
3連戦最終日という体力的にも厳しい試合となったが少しずつ神大との点差を広げ無事に2連勝をあげた青学大。オータムリーグは残り6試合となったが残りの試合も気の抜けない強敵が待っている。混戦が続く1部において1勝も落とせない試合となるがチーム一丸となり貪欲に勝利に向かって突き進んでほしい。
(記事・写真=二瓶優輝)
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