【男子ラクロス】涙の逆転負け…反撃及ばず痛い黒星を喫する

男子ラクロス

関東学生ラクロスリーグ2部Aブロック  対東洋大 9月19日  ※会場非公開 

◆結果◆
青学大●5-6○東洋大
第1クォーター2‐0
第2クォーター3-2
第3クォーター3-4
第4クォーター5-6

<得点者>
#2 樋口峻暢(総4)(第1Q)

#20 那須幹太(法2)(第1Q)

#8 高橋悠河(営4)(第2Q)

#3 大塚周平(教4)(第4Q)


9月11日に行われた筑波大との戦いを引き分けで終えた青学大。1位通過での入れ替え戦を目指す上で負けられない戦いとなったこの一戦は、台風の影響による激しい風雨の中行われた。青学大は序盤に先取点を獲得するも、中盤からの東洋大の追い上げにあと一歩叶わず、敗戦を喫した。

〇第1クォーター

試合開始と同時に降り出した雨にも負けず、フェイスオファーの#12 巖翔太(営4)が確実にフェイスオフを制した。これにより青学大は得点の機会が広がり、#2 樋口峻暢が序盤に先制点を決める。その後も青学大優勢の攻撃が続き、#20 那須幹太が追加点となる2点目を決め第1Qを終えた。

確実にフェイスオフを制する#12 巖

 

先制のショットを決めた#2 樋口

追加点のショットを決め喜ぶ#20 那須

〇第2クォーター

次第に雨脚が強まる中、第2Q開始早々に#8 高橋悠河がショットを決め、3点目を獲得。勢いに乗ってゲームメイクをしていきたい青学大であったが、残り10分を過ぎたところで失点を許すと、そのまま相手の猛攻を防ぐことができずこのクォーターで2失点。一気に1点差にまで縮まり、流れが東洋大に傾いたまま試合前半を終えた。

3点目のショットを決めた高橋

〇第3クォーター

豪雨の影響で約20分間の中断を挟んで迎えた第3Q。悪い流れを断ち切ってリードを広げたい青学大は、積極的にショットを打って攻撃のチャンスを伺う。しかし、相手のゴーリーの好セーブに阻まれ、追加点を獲得することができないまま後半へと突入した。残り5分を切ったところで青学大にミスが出ると、その隙をついて東洋大が2連続得点。残り1分でまさかの逆転を許してしまった。

激しい攻防を繰り広げる両チーム

〇第4クォーター

流れを変えてなんとか勝利を掴みたい青学大は、#29 東條由樹(現3)をフェイスオファーに起用。期待に応えフェイスオフを制するも、グラウンドボールを相手に奪われるとそのままショットを決められ、またもや失点を許してしまった。

しかし、入れ替え戦出場をかけてこのまま終わることはできない。青学大はここから反撃を開始する。相手のミスを逃さず仕留めたのは、U21男子日本代表にも選出されている青学大のエース#3 大塚周平。1点差まで詰め寄りここから逆転勝利を狙いたいところであったが、再び相手の猛攻を防ぎきれず2失点。3点差までリードを広げられる結果となった。しかし、相手のイリーガルクロスが判明し得点が消滅すると再び2点差に。#3 大塚周平の連続得点で1点差まで迫るもあと一歩届かず、涙の敗戦を喫した。

2連続得点の#3 大塚

この試合を落としたことにより、入れ替え戦出場をかけた今後の戦いはかなり厳しいものとなる。試合後の挨拶では、副将の#2 樋口峻暢が悔しさを滲ませ、目に涙を浮かべる選手やマネージャーの姿があった。

悔しい思いを語る副将の#2 樋口

次戦は10月1日の13時から大井ホッケー場メインピッチにて、対東京理科大戦が行われる。残りの3試合すべてで勝利を掴み、2部Aブロック1位通過へ望みをつなぐことができるのか。悔しさをばねに立ち上がる青学大男子ラクロス部の気迫のプレーに注目だ。

(記事・写真=川﨑史緒)

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