【ラグビー】AGR引っ張った主将・副将の思い

2021 関東大学対抗戦

今季のAGR(青学大ラグビー部)を最前線で引っ張ってきた主将・桑田宗一郎(社4)、副将・相根大和(法4)、柳井健太郎(電4)。最終節である対抗戦A・B入れ替え戦を見事勝利で勝ち越し、自身のラグビー人生にもピリオドを打った3人に、心境を伺った。

(試合後、アンケートにてご回答いただきました。)


 

〈主将・桑田宗一郎〉

①入れ替え戦を振り返り、ご自身のプレーは

序盤、個人的にミスが多かったので、チームに迷惑かけたと思います。後半になるに連れて、本来のプレーができたと思っています。

②入れ替え戦を振り返り、チームの出来は

良かったと思います。特にFWはセットプレーで圧倒してくれたので、非常に試合が運びやすかったです。展開ラグビーが見せれたんじゃないかなぁと思っています。

③この1年間を振り返って

チームとしてはまず例年と比べて失点が少なかったことだと思います。個人のタックルスキルだけでなく、組織のdfも練習したのでそこが発揮されたと思います。個人としては、今年だけでなく、3年間くらいコンバージョンキックをとかにこだわって練習してきたので、外してはしまいましたが、高い成功率を維持できたと思います。

④主将としてこの1年間苦労したことは

主将として、みんなに喋ることに苦労しました。笑 みんなの前で喋るのがあまり得意ではないので、最初は苦労しましたが、自分の言葉で喋ろうと意識し、また仲間のサポートもあって乗り越えることができたと思います。

⑤ご自身のAGRでの4年間を振り返って

最後の1年なんかは特に辛いことが多かったかなぁと思っていたのですが、振り返ると思い出すのは楽しい思い出で、それくらい辛いことも掻き消してしまうくらい、楽しいことが多かった4年間だったと思います。本当に魅力的なチームだったと思いますし、ここまで成長できたのは、スタッフ、先輩、後輩達のおかげなので本当に感謝しています。

⑥同期に向けて一言

まじでありがとう〜と、本当に負担かけて申し訳ない。

⑦後輩に向けて

みんなは日本一になれる素質はあると思うので、自分達、スタッフを信じて妥協せずに1年間高い目標に向かって頑張ってください!OBとしてサポートします!!

 

〈副主将・相根大和〉

①入れ替え戦を振り返り、ご自身のプレーは

非常に良かったと思ってます。

自分自身、ラグビー人生最後の試合ということと、入れ替え戦というプレッシャーのかかる試合ではありましたが、試合が始まると普段通りのプレーができたと思います。特にセットプレーを安定させれたことはフッカーとしての最低限の責任を果たせたと思いますし、試合の流れを引き寄せる仕事ができたと思います。

②入れ替え戦を振り返り、チームの出来は

準備してたことが発揮されたとてもいい出来だったと思います。立教戦後から苦しい展開は予想できたので、普段の練習からまず楽しむことをキーワードにしてきました。プレッシャーのかかる試合だからこそ、そういった雰囲気を楽しさに変えることで、自分達のプレーができるからです。そして当日も練習通り楽しむことができたと思いますし、途中同点の場面でも焦らず普段通りのプレーができたと思います。

③この1年間を振り返って

特にFWのことになりますが、スクラムやモールの強化という点で非常にいい成果が出たと思っています。かなり辛く苦しい練習と高い成果をFWの選手達には求めましたが、それでもやりきってくれたことは本当にチームの成長を感じました。入れ替え戦での僕のトライもそれがあってこそのトライだったので、本当に嬉しかったです。

④副主将としてこの1年間苦労したことは

色々なところに目と気を配ることです。僕自身、副将として求められているのはそういうところだと思っていたので、特に注力していましたし、大変だったことでもあります。1プレーヤーとしてプレーに没頭するだけでなく、チーム全体と周りを取り囲む環境を視野に入れて、選手とトレーナーやマネージャーをはじめ支えてくださる人に気付き、感謝の気持ちを持って常に行動することは自分の中に心の余裕を生むようになりました。本当に自分を成長させる機会をもらえていたと思ってます。ただ、大変だったというよりもみんなが支えてくれてたので楽しかったという方が大きいです。

⑤ご自身のAGRでの4年間を振り返って

本当に楽しかったですし、とても早い4年間でした。今でも入学当初のまだぎこちない感じの時を鮮明に覚えています。あれから沢山の先輩に助けられながら、次第に後輩ができ、気付けば最高学年となっていました。もちろん辛い練習や苦しい時期というのはありましたが、思い出すのは楽しいことばかりです。4学年を通してこんなに仲の良いチームはないと思ってます。本当にいい仲間に巡り会えた最高の4年間でした。

⑥同期に向けて

ありがとうを伝えたいです。みんなにはラグビー以外でも本当に楽しい時間をもらいました。他の学年と比べると大人しい学年ではあったけど、それでも個性的で誰か1人が欠けてる同期の姿を想像できないくらい、大好きな学年です。あとは、主将の宗一郎にお疲れ様を伝えたいと思います。本当に個性的なチームなので、まとめ上げることには苦労したと思いますし、色々な環境の変化もあったと思うので。その中でも毎日ストイックにラグビーと向き合う姿がチームを変えたと思います。本当に大変だったと思うけど、今年なチームは宗一郎なしでは成り立たないチームだったと思います。本当にお疲れ様

⑦後輩に向けて

とにかく楽しんでほしい。夢を追いかけれる時間はこの先きっとたくさんないから、今を大切に全力で夢を追いかけてほしいと思います。個人的に江金にはとても期待してます。シーズンが深まるほどにチームでの存在感は大きくなり、この一年で最も成長した選手です。彼の不器用でも真っ直ぐな心は来年のチームに最も重要なピースです。来年のチームなら自分達を超えていけると信じてます。

 

〈副主将・柳井健太郎〉

①入れ替え戦を振り返り、ご自身のプレーは

今まで練習してきたサインプレーなどが決まったと思います。

②入れ替え戦を振り返り、チームの出来は

フォワードでテンポを作り外で取り切るラグビーを体現することが出来たと思います。

③この1年間を振り返って良かった点

自分達の戦術を信じることができた点。

④副主将としてこの1年間苦労したことは

自分自身の怪我や力不足によって多くの試合に出れなかったこと。

⑤ご自身のAGRでの4年間を振り返って

入部当初は周りとレベルの差を感じていたが同期が支えてくれたおかげでここまで成長することが出来たと思います。充実した4年間を過ごすことが出来ました。

⑥同期に向けて

迷惑をかけてばかりですいませんでした。最後まで支えてくれて本当にありがとう

⑦後輩に向けて

うまくいかないことが絶対に出てくると思うけど、みんなで力を合わせれば乗り越えることができるメンバーだと思うので今まで通り楽しく元気に頑張ってください。

 

(記事・写真=山口美海)

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