関東学生ハンドボール連盟2023春季リーグ 4月30日 於・駿河台大学
◆結果◆
青学大 35ー37 明星大
前半 16ー15
後半 19ー22
◆ メンバー◆
2.赤羽洸星 7得点
3.内山涼太 6得点
4.石山駿斗
5.能勢大生
6.榊原英志 3得点
7.柴田朗英 1得点
8.山川翔大 1得点
11.山田俊輔
12.西村海
13.坂直哉 9得点
14.穂苅和紀
15.玉井岳人 5得点
16.今中創太
17.三木康平
19.森川雅美智 3得点
21.北島健
坂直哉新主将率いる青学大ハンドボール部は、ここまで2部リーグ2勝1分で2位につけていた。本日の相手は明星大学。2021年度は敗れたものの、2022年度は負けなしの相手。しかし、昨年度秋季リーグは1点差での勝利であり、油断のできない相手である。
迎えた前半、開始53秒でいきなり7mスローのチャンスを貰い、エース坂が冷静に決め先制。その後も2点を連取し、勢いに乗る。その後も明星大のキーパーの好セーブに阻まれたり、パス回しからのカットインシュートなどで得点を奪われるも、青学大も点を取り返す展開が続きシーソーゲームの状態で前半が終わる。前半は青学大がわずか1点リードで折り返した。
続く後半、序盤から青学大もシュートチャンスを多く作るもののシュートミスや相手GKの好セーブに阻まれる。逆に明星大はサイドシュートを高い確率で決め、点数を重ねる。その結果前半は明星大が追う展開だったが、青学大が追う展開となってしまう。ここで青学大はキーパーを西村から今中に替える。今中は昨年度の終盤からGKに挑戦している選手だが、好セーブを連発。チームにも良い雰囲気をもたらすプレーを見せた。しかし、20分以降は得点を決められても取り返すことができない展開となりリードを広げられた。その結果2点差での敗北となった。
青学大は昨年度主将で守護神を務めていた戸谷崇志が卒業し、GKの後継者が課題となっていた。そこに新入生の西村とGKに転向した今中が名乗りを挙げたが、今回の試合では経験値の差が出てしまっただろう。しかし、ハンドボールのキーパーは2〜3割セーブをすれば良いとされる難しい世界だ。西村と今中は今試合でも好セーブを見せる場面もあり、その度にベンチを含めチーム全体が盛り上がった。リーグ戦で2位以上に入ることができれば入替戦に出場できる。青学大は現在5位だが差はあまりない。リーグ優勝、入替戦出場を目指してくる上ではGKと、いかにGKが守りやすい形でシュートを打たせるディフェンスをできるかどうかが鍵になってくるだろう。リーグ戦は残り5試合。どのような試合を見せるか青学大に注目だ。
(記事・写真=遠藤匠真)
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