【ハンドボール】激戦の末、敗戦。春季リーグ3位で幕を閉じる。

ハンドボール

関東学生ハンドボール連盟2024春季リーグ 5月26日 於・立教大学新座キャンパス

◆結果◆
青学大 32ー35 立教大
前半  17ー15
後半  15ー20

◆メンバー◆
1.齋藤慧遵
2.赤羽洸星 4得点
3.内山涼太 4得点
4.石山駿斗
5.能勢大生 3得点
6.榊原英志
7.柴田朗英
8.山川翔太 1得点
9.小山尚人
11.山田俊輔
13.森川雅美智 11得点
16.今中創太
18.長谷川陽太
19.平良響 4得点
20.勝村海生 5得点
21.北島健


現在、春季リーグ6勝2敗で3位の青学大。2位の明星大が最終戦で関学大に勝利したことで青学大は最終戦に勝利しても敗北してもリーグ3位で終えることが決まった。その中で迎える春季リーグ最終戦。相手は去年秋季リーグ2位の強豪、立教大。試合会場は立教大と相手の声援が多い中、青学大は立教大を迎え撃つ。

シュートを放つ赤羽

シュートを放つ内山

シュートを放つ能勢

この試合、スタメンポストの榊原がけがで欠場と万全な布陣ではなかった青学大。前半戦の序盤、立教大の攻撃にディフェンスが噛み合わず、大きくリードを許してしまう。また青学大はシュートまで繋がるが、枠内に入らなかったりキーパーのセーブにより得点を重ねることができない。戦況が変わったのは前半10分頃。速攻から主将の内山が得点したのを皮切りに相手に得点を与えずに連続で5得点決めることに成功する。ここから1点取ったら1点返されるという緊迫した時間帯が続く。前半の終盤に強度あるDFからの速攻で得点を重ね2点リードで前半を終える。

シュートを放つ森川

シュートを放つ平良

シュートを放つ勝村

2分間退場者が多く出てしまい青学大にとって厳しい時間帯が続いた後半戦。後半戦序盤はサイドの攻撃で立教大のDFを崩し連続得点を決める。DFからの速攻に転じたい青学大はDFに力を入れるものの、退場をもらってしまい1人少ない状態で攻撃と守備をする時間帯が続く。立教大の猛攻を1人少ない状態で守り抜くのは難しく逆転され、最大6点差のビハインドを追う形となった。立教大は相手に触れずにDFすることを監督が何度も選手に伝えていた。終盤にかけ青学大がペースを取り戻しDFから攻撃を組み立て点差を縮めるが、大きくあった点差を取り戻すことができず敗戦を喫した。

得点王の表彰を受ける森川

春季リーグ6勝3敗の3位で終えた青学大。目標であった1部昇格を果たすことはできなかった。しかしリーグ戦を通して収穫もあった。1年生の頃から活躍していた森川が春季リーグの得点王を獲得し、青学大の攻撃を牽引した。前主将の坂と玉井が抜けたことによって不安視されていたオフェンス面は春季リーグでのチーム総得点数トップと、4年生とエースの森川を中心に他大学に猛威を振るった。ディフェンス面は内山を中心に強度あるディフェンスが組み立てられた。今季は退場者が出て1人少なくなった状態から守備が崩れ、失点に繋がる場面が多かった。課題はいかに警告を受けずに相手の攻撃を抑えるかである。次は秋季リーグである。1部昇格を目指す青学大ハンドボール部に注目だ。

(記事・写真=藤本紘輝)

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