関東大学春季オープン戦 対成蹊大 5月5日 於・アミノバイタルフィールド
◆得点◆
◯青学大51-13成蹊大●
第1Q 20-6
第2Q 7-7
第3Q 14-0
第4Q 10-0
晴天の中、アミノバイタルフィールドで行われた2023年度春季オープン戦。
迎えた第1Q。保立詩弥(地4)からのパスを受けた吉良勇心(社3)がTD。さらにトライフォーポイントも決まり、幸先よく7点を先制した。
その後も青学大の勢いは止まらず、齋藤陸(情3)の連続TDで20-0とリードを広げた。第1Q残りわずかのところで、成蹊大にTDを許すも、トライフォーポイントは成功させず、20-6で第1Qを終えた。
第2Qでも吉良のTDで追加点を挙げ、27-13で折り返し。
そしてここから青学大の怒涛の攻撃が始まる。
第3Qを迎え、青学大は相手に付け入る隙を与えず、稲益楓輝(コ2)が4yランでTD。キックも冷静に決め、リードを広げた。その後も中村洋太(国政2)のTDもあり、第3Qを41-13で終えた。
そして迎えた最終第4Q。青学大はFGで幸先よく3点の追加点を挙げると、小川創平(済3)のパスに飛び出した浅見仁一(国政2)がTDに成功する。そしてこのまま試合終了。第3Q、第4Qともに相手オフェンスに得点を与えなかった守備陣の好守も光った。
2023年の初陣を勝利で終えたライトニング。この勢いのまま次戦神奈川大にどう立ち向かっていくのか注目だ。
(記事・写真=童野翔也)
♦主将・選手コメント♦
主将・西川和希(理4)
―今日の試合展開やチームの雰囲気について
最初3本はオフェンスがテンポ良く得点してくれたのが良かったんですけど、その後にやっぱり自分たちの悪いところ、試合中に一喜一憂してしまうところが出てしまってそれが失点にも、ディフェンスの流れにもつながってしまうと思ったので、次戦はそこを修正して、しっかりニュートラルな気持ちで挑めるように頑張っていきます。
―新体制になったチームの良いところと課題点
今年に入って、チームでALL INというスローガンを掲げているんですけど、その意味は二つあって、まず練習中の1プレーとかグラウンド内外での行動一つ一つに全てをかけるという意味と、もう一つはAllという全員が目標に向かって一つになるという意味を持っています。今年の良いところとしてはALL INというのを全員で体現しようとしていろいろな新しい取り組みを自らが考えて行っているところ、一体感のあるところかなと思います。課題点としてはやっぱりまだまだ試合経験が浅い選手が多いので、基礎を固めながら全員でやっていくことだと思います。
―公式戦に向けての意気込み
秋初戦は去年1部TOP8から落ちてきた桜美林大学なので、手強い相手ですけど全員ですり抜けて、しっかりと春夏と練習して頑張っていくので応援よろしくお願いします。
WR・吉良勇心(社3)
―今日の試合を振り返って、良かった点と反省点
良かった点はスキルポジションでたくさんタッチダウンが取れたこと。なかなかランで出ない時とかにパスでこうやって点を取れると先の展開も楽に進んでいくと思うので、その辺はパスがすごい良かったなと思います。反省点はギリギリのサードダウンで残り1ヤード残っていたりとか、そこでとりきれない部分があり、これから先はそこを取っていけるとより試合展開として楽に進められると思うので、その点は反省点かなと思います。
―次の試合に向けて
次の試合はこんなに楽に勝てるかと言われたらちょっと分からないですけど、どんな試合展開になっても常にオフェンスは攻める気持ちでディフェンスはしっかり止める気持ちでやっていきたいなと思います。
(聞き手=畠野杏)
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