関東学生ハンドボール連盟2023春季リーグ 5月21日 於・駿河台大学
◆結果◆
青学大 36ー27 駿河台大
前半 17ー13
後半 19ー14
◆ メンバー◆
2.赤羽洸星 3得点
3.内山涼太 12得点
5.能勢大生
6.榊原英志 4得点
7.柴田朗英
8.山川翔大 3得点
11.山田俊輔
12.西村海
13.坂直哉 9得点
14.穂苅和紀
15.玉井岳人 3得点
16.今中創太
17.三木康平
19.森川雅美智 2得点
20.井ノ口裕貴
21.北島健
試合前2位につけていた駿河台大学との一戦。この試合に勝てば2位浮上が見えてくるため、入替戦出場を考えるととても重要で勝ちが求められる試合となった。
迎えた前半、序盤はお互い点の取り合いとなった。10分を過ぎた段階では同点が続いていた。だがこの辺りから流れが青学大に徐々に傾いていく。駿河台大のセットオフェンスにも対応し始め、相手に思うようなシュートを打たせない場面が増えていく。逆に青学大の攻撃では、相手ディフェンスを上手く崩しフリーの場面やサイドシュートでの得点が増えていった。点差が開き始め前半も終了に近づいた時間帯にはエースの坂直哉が爆発する。相手が2人がかりで止めに行ってもシュートを決める華麗なフェイントを多く見せ、ここで前半終了。
前半の良い流れのまま迎えた後半。青学大優位の流れは変わらない。駿河台大が7人攻撃を仕掛け、失点を重ねる場面があったものの、取られたら取り返すというように失点しても得点をするということを繰り返し、点差を縮めさせない。さらにサイドプレイヤーの内山涼太がシュートチャンスを確実に沈め得点を重ねた。後半でもさらに引き離し、結果的に9点差での勝利となった。
駿河台大は昨年の秋季リーグで敗れた相手で、接戦が予想されていたが終わってみれば大差での勝利だった。今回の勝因は相手の攻撃に合わせたディフェンスだろう。サイドシュートを決められる場面こそあったものの、気持ちの良いロングシュートやGKとの1対1のシュートは少なかった。試合を通してディフェンスから流れを作り、その良い流れをオフェンスにも活かせたのだろう。また、このような良い試合展開になると選手も生き生きとプレーをし決定率も上がる。これらが本日の勝因だろう。
次週は最後の2連戦となり、入れ替え戦に進むことができるか否かが決まる。相手は順天堂大と関東学院大である。順天堂大はここまで全勝で、関東学院大も4位につけている侮れないチームである。僅かな勝ち点差で2位を争っている状態であるため、1勝の重みが大きい。確実に勝ちを重ねて2位を死守したい。
(記事・写真=遠藤匠真)
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