【ハンドボール部】接戦を制し、入れ替え戦へ!

ハンドボール

関東学生ハンドボール連盟2024秋季リーグ 9月29日 於・駿河台大学

◆結果◆
青学大 35ー30 駿河台大学
前半  15ー17
後半  20ー13

◆ メンバー◆
1.齋藤慧遵
2.赤羽洸星 6得点
3.内山涼太 1得点
5.能勢大生
6.榊原英志 3得点
7.柴田朗英
8.平野諭
9.小山尚人
10.丸吉瑛太
13.森川雅美智 8得点
14.井ノ口裕貴
15.川上颯一朗
16.今中創太
18.長谷部陽太
19.平良響 9得点
20.勝村海生 4得点
21.北島健 4得点


約1か月に及ぶリーグ戦も今日で最終日。現在、青学大は6勝2敗で2位につけている。本日勝利すれば他大学の勝敗結果に関わらず入れ替え戦に出場できるため、青学大にとって必ず勝利しなければならない試合である。相手は駿河台大学。試合会場が駿河台大学のため、相手大学の声援が多い中、青学大はアウェイの地に乗り込む。

シュートを放つ赤羽

シュートを放つ榊原

前半は点をとっては点を取られるという点差が開かない試合展開となった。序盤、青学大の強みであるディフェンスから速攻の機会がいくつかあったが、相手GKの好セーブによりゴールをこじ開けることができない。またオフェンスの形まではできるものの、最後決めきれないという青学大にとって難しい時間が続く。厳しい時間帯の中でも右45の赤羽(法4)と右サイドの平良(教1)が大事な場面で確実に得点を重ね、駿河台大学に食らいつく。前半20分頃、主将の内山(営4)がレッドカードを貰い、退場してしまう。そこから駿河台大学に連続得点を許してしまう。一時4点差まで点差をつけられるものの、最終的に青学大は2点ビハインドで前半を終える。前半と後半の間の休憩の時間に青学大はどのような雰囲気であったかと主将の内山に尋ねると、「雰囲気として誰一人として暗くなく、全員が前を向いていた」と語った。またエースの森川(マ3)は「前半の最後に青学大の得点で終わったことで雰囲気も良く、そして後半は自分たちの攻撃から始まることから、逆転できると思った」とハーフタイムを良い雰囲気で過ごすことができたと振り返った。

シュートを放つ森川

シュートを放つ平良

シュートを放つ北島

後半は前半とは異なり、序盤からたくさん得点が決まるリズムの早い試合展開となった。お互い一歩も譲らない一進一退の攻防が繰り広げられる中、後半の10分頃、平良の得点で逆転する。駿河台大学も大きい声援と共に点差を広げず食らいつく。また前半に徹底的にマークされ得点を重なることができなかった森川が得点し、チームが盛り上がる。終盤にかけGKの齋藤(営1)がビッグセーブを連発し点差を5点まで広げ、青学大は勝利を飾った。

ガッツポーズをする齋藤

盛り上がる青学大ベンチ

最終戦を勝利で飾り、秋季リーグ戦7勝2敗で2位となった青学大は1部との入れ替え戦の切符を掴んだ。青学大の目標である1部昇格まであと1勝となった。リーグ戦を振り返るとリーグ戦2日目に敗戦を喫したが、主将の内山を中心にチームを築き上げ、宿敵であった明星大学には大差で勝利することができた。主将の内山はリーグ戦の総括として「粘って粘って粘って2位につけることができた」と語る。リーグ戦は約1か月と期間が長く、その中でコンディションをキープしながら試合に臨まなければならないため、難しい試合もたくさんあっただろう。次の入れ替え戦が内山主将体制最後の試合であり、今までチームを支えてきた4年生にとって最後の試合である。入れ替え戦に向けて内山は「入れ替え戦には2度出ており、今回こそは3度目の正直で1部に昇格して引退したい」、森川は「勝ちます」と力強く述べた。10月6日(日)に国士舘大学多摩キャンパスで13:00から行われる入れ替え戦に臨む青学大ハンドボール部に注目だ。

(記事=藤本紘輝, 写真=藤本紘輝・久保颯一朗)

 

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