2024年度 関東学生アメリカンフットボールリーグ戦 第1節 対神奈川大 9月7日 於・アミノバイタルフィールド
◆得点◆
◯青学大 LIGHTNING 51-0 神奈川大 Atoms●
第1Q 7-0
第2Q 31-0
第3Q 13-0
第4Q 0-0
秋を感じさせない程の暑い日が続く中、関東学生アメリカンフットボールリーグ戦が開幕した。
青学大リーグ戦初戦の相手は、BIG8に復帰した神奈川大学。TOP8昇格を目標に掲げる青学大は、初戦から実力を発揮し、51対0で完封勝利。開幕初戦を白星で飾り、好スタートを切った。
<1Q>
コイントスの結果、神奈川大学の攻撃から試合開始。青学大は最初の攻撃からスクリーンパスの成功などでファーストダウンを更新し大きく前進するも、得点できず攻撃権が神奈川大へ渡る。
しかし、パスで着実にファーストダウンを更新し迎えた第1Q 9分、稲益楓輝 (コ3)が味方にパスするそぶりを見せエンドゾーンに走り込み、タッチダウン(以下、TD)を決める。ポイントアフタータッチダウン(以下、PAT)も中西大河(総3)がキックで確実に決め、7点を先制。
攻撃権は神奈川大に移ったものの、神奈川大がファンブルしたボールを上田大輝(営3)がリカバーし、攻撃権をすぐに取り戻した。次の攻撃でもファーストダウンを更新し、青学大の攻撃途中で第1Qが終了。
〈2Q〉
第2Qは青学の攻撃で試合再開。パスを成功させ、フォースダウンの攻撃で中西がフィールドゴールを決め3点を追加。神奈川大へ攻撃権が移ったが、田尻兼大(教4)のインターセプトによりわずか約11秒で攻撃権を取り返す。そして直後、ファーストダウンの攻撃開始からわずか約7秒、小川創平(済4)のパスをレシーブした吉良勇心(社4)がTD。更に、村木隆之介(地4)のパントリターンでのロングゲインを受けての攻撃。ファーストダウンを更新すると、第2Q 約6分、小川のパスを受けた中西がTD、PAT共に決める。オフェンス、ディフェンスともにビッグプレーが幾度もとびだし、活躍をみせる。
青学大はこれだけでは止まらず、畳み掛けるように得点を重ねていく。次の攻撃でも、自陣からの小川のパスをレシーブした伊東祐弥(済2)が73ヤード近く前進しTD。そして更に次の攻撃。2度ファーストダウン更新後、小川から齋藤陸(理4)へのパスが通り齋藤がTDを決める。第2Q終了時点で38対0と、オフェンスでもディフェンスでも神奈川大を圧倒する。
〈3Q〉
神奈川大学の攻撃で第3Qが開始。4度ファーストダウンを更新されゲインを許すも、インターセプトを成功させ相手に流れを渡さない。第3Qでも青学大の勢いは止まらず、山本隆晟(社3)が45ヤード付近から一気にエンドゾーンへ走りこみTD。
続く攻撃でも、山本がTDかと思わせるランでエンドライン付近までボールを運び、サードダウンで稲益が確実にTDを決める。第3Qでも積極的なオフェンスと堅いディフェンスで51対0と大差をつけ最終第4Qへ。
〈4Q〉
第4Qの青学大の攻撃では、パスがなかなか通らずファーストダウンを更新することはできなかったが、インターセプトやファンブルリカバーなどで神奈川大のゲインを許さない青学大の守備もあり、無失点で試合終了。結果は51対0で青学大が勝ち点3を獲得。オフェンス、ディフェンスともに実力を発揮した試合となった。
次戦の相手は国士舘大。リーグ戦初戦を白星で飾った勢いそのままに、次戦も勝利をつかめるか。TOP8昇格を目標に躍動するLIGHTNINGから目が離せない。
(記事=畠野杏、写真=比留間詩桜)
清永貴士(社4)主将 試合後インタビュー
ー今日の試合を振り返ってどうでしたか?
良いゲームができたんじゃないかなと思います。春から夏にかけてやってきたことが出せたのでよかったです。
ー攻守に渡って多くの活躍がみられましたが、よかった点、大量得点に繋がった要因はありますか?
日頃の練習からオフェンスディフェンスでバチバチになりながら熱量を持ってやれたのがよかったのかなと思います。
ー国士舘大戦に向けての意気込みをお願いします。
次戦も前半後半と圧倒して倒していきたいと思います。
ー今年のチームの目標を教えてください。
今年はTOP8に昇格します。
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