11月28日~29日に青山学院大学相模原キャンパス、12月2日~3日に同大学青山キャンパスにて陸上競技部に向けた応援メッセージを横断幕に寄せるイベントが開催された。
今回のイベントについて企画したadidasの方に取材した。
今回の企画はadidasが青山学院大学陸上競技部のオフィシャルサプライヤーになってから初めてのことだという。
「adidasとしてもずっと応援させていただいているので、このような企画を実施できてとても嬉しいなと感じています」
adidasは「YOU GOT THIS(大丈夫、いける。)」というアスリートがプレッシャーから解放され、純粋にスポーツに向き合うことで広がる可能性をテーマとしたグローバルブランドキャンペーンを行っており、今回の応援企画もその一環なのだとか。「アスリートがネガティブなプレッシャーを感じたときにポジティブな力に変えられるようなサポートをしていきたい」と話す。adidasは横断幕の他にも青山学院大学青山キャンパスにおける外壁の装飾の実施、12月中旬からはテレビCMや屋外広告も展開していくそう。
キャンペーンにある「YOU GOT THIS」は日本語では「大丈夫、いける。」。これから始まるキャンペーンでは、adidasは私たちがプレッシャーに直面したときに「YOU GOT THIS(大丈夫、いける。)」と信じさせてくれる「もうひとり」の存在に焦点を当てている。アスリートを支えるチームメイトや監督、コーチ、ライバルでさえ「もうひとり」の存在としてアスリートの力になることを伝えていく。今回の青山学院大学の学生が応援メッセージを書くことによって選手たちへの思いを可視化し、選手たちに応援を力に大会へ挑んでもらいたいと語る。
「毎年、合宿にもお邪魔させていただいているのですが、苦しい練習を乗り越え、真摯に走ることに向き合っている姿をいつも拝見しているので、出せる力は全部出し切ってプレッシャーに負けずに楽しく走ってもらいたいなと思います」と大会に向かう選手らへエールを送る。
横断幕には「大手町で笑おう!」「いつも応援しています!」「連覇頑張れ!」のようなメッセージが金色のペンで寄せられていた。様々なメッセージが書かれた横断幕は12月12日に行われた壮行会で選手らに贈呈され、現在は陸上競技部町田寮に飾ってあるそうだ。このペンの色が青山学院大学の優勝を暗に意味しているのだろうか。青山学院大学の学生の思いを胸に駆ける選手たちの姿に目が離せない。
(記事=四俣蒼夕、写真=adidas、久保颯一朗)
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