第101回関東大学バスケットボールリーグ戦 対日体大 8月27日於大田区総合体育館
◆結果◆
青学大●59-80〇日体大
1Q 12-21
2Q 16-18
3Q 16-21
4Q 15-20
◆スターティングメンバー◆
#3 新井翔太
#15 能代飛輝
#23 加藤大智
#35 オドゲレル・トルガ
#77 芦田真人
5月のスプリングトーナメント、6月のルーキーズトーナメントに次いで、約2ヶ月間に渡り開催されるオータムリーグがついに開幕した。昨シーズン入替戦に勝利し1部昇格を果たした青学大は少数精鋭の中リーグ戦に挑む。リーグ開幕の相手は昨年度リーグ優勝を果たした日体大。随所で互角の戦いを繰り広げるがクォーターを重ねるごとに徐々に点差が開き開幕戦勝利とはならなかった。
第1Qは日体大ボールからスタートするが、日体大が落としたシュートを拾いに行き先制点を決めさせない。青学大最初の攻撃は防がれるも、その後#35オドゲレル(数4)の2ポイントシュートで青学大が先制。#3新井(総4)の多彩な攻撃や#77芦田(国経3)の日体大を苦しめるディフェンスで競り合う。しかし、第1Q後半に日体大に連続得点を許し12-21の9点ビハインドで第2Qへ。
第2Qは青学大ボールからスタート。#12広瀬(総3)が得意のドライブで連続得点を決め日体大との差を縮める。開始2分30秒、#3新井のシュートで2点差まで詰め寄ると日体大が堪らずタイムアウトを取る。タイムアウト明け、互いに点を取り合い点差が動かなくなる。しかし第2Q終盤、日体大が3ポイントシュートを連続で決め流れを掴もうとする。青学大も応戦するが日体大が僅かに優位に立ち28-39の11点ビハインドで前半を終える。
第3Qは日体大ボールからスタート。日体大に先制点を決められるが#35オドゲレルがすぐにドライブシュートを決め点差を広げさせない。残り3分、#17北條(コ2)の3ポイントシュートを皮切りに#9上野山(法3)、#12広瀬がシュートを決めるが第3Q中盤の日体大の連続得点が響き44-60の16点ビハインドで最終第4Qへ。
第4Qは青学大ボールからスタートするが日体大に攻撃を止められ先制を許す。#12広瀬が3ポイントシュートを決めるがその後青学大の得点が中々決まらず日体大に点差を広げられる。試合終盤にフリースローを中心に得点を重ねるが、蓄積された点差を覆すことができず59-80で日体大に敗戦を喫した。
試合後#35オドゲレルは「前半は良いシュートが多く青学大らしいバスケができたが、後半相手に対応され始めた時に自分たちが対応できなかった」と試合を振り返った。昨年の2部と比較して「フィジカル面での大きな差は感じなかった一方バスケIQは差を感じた」と話した。
オータムリーグ勝利は惜しくもお預けとなった。しかし1部の強豪相手にも戦えることを体感し収穫のある試合となった。まだ開幕したばかりのオータムリーグ。ハングリー精神を持ち挑む試合で日々どのような進化を遂げるか楽しみだ。
(記事・写真=二瓶優輝)
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